Year Abroad休学留学とは
- 近年では「休学留学」や「認定留学」が大学生留学のキーワードになりつつあります。日本の大学に籍を残したまま1年ほど休学して海外で学習、単位を移行、認定してもらい、海外留学の経験を得た上で卒業という流れが一般的です。大学はフレキシブルに取得単位を認定する傾向になってきており、グローバル化していく世の中に適応できる人材となるべく就活のためにも実行する学生も増えています。
Key pointsここがポイント!
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休学しても4年で卒業する方法
在学大学の認定留学制度を利用すれば、留学中に取得した単位を卒業単位として認定してもらって、長期の休学をしながらも卒業までの期間に影響なく、従来の4年で大学を卒業することができます。
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留学経験を就活のアピールポイントに
海外留学で得られた語学能力、行動力やコミュニケーションスキル、世界を見据えた広い視野は就職活動の中で立派な自己アピールポイントになります。卒業後は自分が得たものを企業や社会に還元する活動ができる頼もしい存在になれると良いですね。
交換留学との違い
従来の交換留学プログラムとは協定を結んだ大学同士の間で在学生が留学をするもので、参加できる人数が限られている上に大学の代表として渡航する学生は試験や審査で選ばれることが一般的です。休学留学では学生は現地で何を勉強するかを自由に選択して自分なりのプランを設計することができ、在学校から許可が下りれば特に厳重な審査等もなく実行に移すことが可能です。行き先も学習内容も限定されず、「好きなこと」をする長期留学として大学生の注目を集めています。
注意点:確実に単位を認定してもらうためには
せっかくの休学留学も、現地で勉強した分の単位移行が認められなかったら行った意味が半減しかねません。そもそものコンセプト通りに無事4年で卒業できるようにするにも、計画を立てる段階で単位が認定されるための条件を理解し、プランに組み込むようにすることが大事です。
たとえば「現地の大学の講義を聴講すれば認定可」「休学留学で認定できるのは最高で○単位まで」などの決まりを日本の在籍大学とよく確認し、食い違いのないようにしましょう。