ロンドン芸術大学(UAL)のカレッジ紹介
ロンドン芸術大学について
University of the Arts London / ロンドン芸術大学。略して「UAL」。アートやデザインの分野に関しては世界トップレベルの芸術大学で、美術・芸術の勉強に励む学生ならきっと一度はその名前を聞いたことはあるでしょう。在学生が極めんとする分野はアート、デザイン、ファッションやパフォーミングアーツ、コミュニケーションなど。卒業生はこの「クリエイティブ業界」で世界各地で活躍しています。中にはターナー賞受賞者、ロンドンファッションウィークで作品を展示するデザイナー、アカデミー賞受賞者など!
学位や、大学本科に向けたアートファウンデーションコース以外にも、数日-数週間で受講できる短期プログラム(ショートコース)や語学プログラムも開講されていて、色んな背景の人が集まって勉強しています。
そんなUALは6つのカレッジによって形成されていて、それぞれ得意分野や開講されているプログラムは違います。
今回はその6つのカレッジを簡単に紹介して行きたいと思います。
ショートコースなら、長期で留学しなくても、厳しい入学基準をクリアしなくてもUALで授業を受けることができます!
ご自身の技術を少し磨きたい方や短期ロンドンアート留学をしたい方にぜひとも検討して頂きたい学校ですが、「自分の希望する内容のコースは開講されているのか、あるとすればどこで?」というのも疑問点として上がってくるかもしれません。各カレッジの特徴を知っておくと少しヒントになるかもしれません。
Contents
- Camberwell College of Arts (キャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツ)
- Central Saint Martins (セントラル・セント・マーチンズ)
- Chelsea College of Arts (チェルシー・カレッジ・オブ・アーツ)
- London College of Communication (ロンドン・カレッジ・オブ・コミュニケーション)
- London College of Fashion (ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション)
- Wimbledon College of Arts (ウィンブルドン・カレッジ・オブ・アーツ)
- Language Centre (ランゲージセンター:付属語学学校)
Camberwell College of Arts (キャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツ)
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得意分野:ファインアート、デザイン、コンサベーション(芸術保存)
ロケーション:ロンドン南東部 (Camberwell College of Arts 45 – 65 Peckham Road London, SE5 8UF)
生徒の数は1600人ほどのロンドンのアートの高等教育機関の中では小規模です。写真、デジタルメディア、制版印刷などの設備が揃っていて、アトリエにいるような環境の中で勉強できるかも?
※写真はイメージです。
Central Saint Martins (セントラル・セント・マーチンズ)
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得意分野:アート&デザイン
ロケーション:セントラルロンドン、北寄り (Central Saint Martins, Granary Building, 1 Granary Square King’s Cross, London N1C 4AA)
名前は「St.」という略ではなく、「Saint」なのでご注意!
UALの中でも特に世界的な知名度が高いカレッジの一つで、規模も大学内で最大。19世紀に創立された二つのアート&デザインの学校が統合して誕生した学校で、今現在はさらに2軒の学校を吸収してより提供しているコースの幅を広げています。
※写真はイメージです。
Chelsea College of Arts (チェルシー・カレッジ・オブ・アーツ)
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得意分野:ファインアート、キュレーション、グラフィックデザイン、テキスタイルデザイン、インテリア・空間デザイン
ロケーション:ロンドン南西部 (Chelsea College of Arts 16 John Islip Street, London SW1P 4JU)
ロンドンの有名美術館の一つ、テートブリテンの向かいに位置する由緒正しいアート&デザインのカレッジです。著名な卒業生は彫刻家のアニッシュ・カプーアなどを含みます。
※写真はイメージです。
London College of Communication (ロンドン・カレッジ・オブ・コミュニケーション)
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得意分野:ジャーナリズム、広告、出版、写真、映像、メディアなど
ロケーション:南ロンドン (London College of Communication Elephant & Castle London SE1 6SB)
学校名にある言葉の通り、コミュニケーションに関連する芸術の分野が専門です。業界に引きを取らない施設が整っていて、在学生は実践を通して学びます。
※写真はイメージです。
London College of Fashion (ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション)
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得意分野:ファッションデザイン、メディア、ビジネス
ロケーション:西ロンドン (London College of Fashion, 20 John Prince’s Street London W1G 0BJ)
ファッションのすべてに関する学びのカレッジです。純粋なデザインだけでなく、ビジネスについてや、人の生活にどう業界が関わっているかなど、奥深いところまでファッションを追求する学校と言えます。
※写真はイメージです。
Wimbledon College of Arts (ウィンブルドン・カレッジ・オブ・アーツ)
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得意分野:ファインアート、シアター、映像
ロケーション:南ロンドン、ウィンブルドン (Wimbledon College of Arts Merton Hall Road London SW19 3QA)
生徒の数は数百人と比較的小さな学校ですが、在学生はアトリエ、スタジオに敷地内の劇場などの本格設備を使って学んで行きます。
※写真はイメージです。
Language Centre (ランゲージセンター:付属語学学校)
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ロケーション:セントラルロンドン (272 High Holborn London WC1V 7EY)
ロンドン芸術大学付属語学学校では一般・アカデミック英語や、その他の外国語の語学コースを開講しています。特に「English Plus」コースは、英語学習の傍ら、UALのカレッジで短期のアートのプログラムを受講することができるのが人気のポイント!