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お名前 三枝 友里さん 職業 主婦・主夫 滞在国・都市 チェルトナム コース名 General course, Lesson 30 学校名 Inlingua Cheltenham 期間 2022年4月頃から12週間
- なぜ留学しようと思いましたか?
- 留学は学生時代からの夢だったのですが、実現できないうちに59歳になってしまいました。一度ヒザの調子が悪くなり、歩くたびに痛みを伴う時期がありました。もう留学は無理かも知れないと一旦諦めましたが、その後良くなりましたので決行することにしました。”Bucket list” (死ぬまでにやりたいことリスト) の一つでした。後悔したくありませんでした。子供達も大人になり、ホームに入居している母の状態も落ち着いていたので、今しかないと思い、15年間勤めた会社を辞めて、コロナの様子を見ながら半年間待ちました。
- 留学前にしておけば良かったことは何ですか?
- 英会話の練習ですね。リスニングとスピーキングが苦手だったので、無料英会話レッスンにできる限り参加しておいてよかったです。レッスンで習ったフレーズを実際使うことも多いです。また、通学や毎週末の遠出では歩くことが多いので、ウオーキングで脚力を鍛えておいて良かったです。6月のイギリスはまだ寒く、雨も降ったり止んだりなので、ライトダウンジャケットとフードパーカーの準備もお勧めします。
- 留学時にかかった費用はいくらくらいでしたか?
- 100万円くらいです。
- 留学してよかったことは何ですか?
- 数え切れませんが、他国の方たちに会い、その方々の国の文化を知り、今まで知らなかった世界を直接肌で感じることができたことです。また、最初アラブの方たちの英語が全く聞き取れず、ひげをたくわえた濃い顔立ちに圧倒されていましたが、グループ課題で考えや感想を聞いているうちに、共感することも多く、見た目が違っても同じ人間なんだなあと思いました。頭ではわかっていたことでありますが、やはり実際話しをしてみて心からそう思いました。
- 留学期間中つらかったことはありましたか?
- 最初の2週間は、なかなか解消しない時差ボケ(年齢のせいでしょうか…)と、見るもの、聞くもの、すべてが初めてで、環境に慣れるまで心身共に疲弊しました。3週間目に入った頃から徐々に慣れ、楽になってきました。また、やはり文化の違う方々と一つ屋根の下に住むわけなので、ホストファミリーとまったくトラブルがないとは言い切れません。言いたいことがあっても、今の私の英語力では到底説明できませんので、自分の中で折り合いをつける必要がある時もありますが、同時に英語力向上のモチベーションにもなりました。
- 滞在先はいかがでしたか?
- チェルトナムは自然豊かな美しい街で、ブラックバードのさえずりに心が癒されます。コッツウォルズの美しい村々にも日帰りで行けますし、オックスフォードやバースなどの街にも、電車で行けます。先日、ホストマザーにブリストルへ連れて行ってもらい、実物のバンクシーの作品を見ることができました。ホストファミリーは、料理長のホストファザー、英語教師のホストマザー、ワンコ2頭です。とても良くしてくれて、多くの友達にも会わせていただいています。学校へ歩いて15分であることも助かっています。
- 留学された学校の良かった点や悪かった点は何ですか?
- 学校はメインストリートにあり、帰宅時にショッピングも楽しめます。小規模でアットホームな雰囲気が気に入っています。先生方も優秀でユーモアに溢れていて、教材もよく考えられているなあと感心しています。良くない点ですが、これは学校の問題ではないかも知れませんが、中にはモチベーションの低い生徒(政府の費用負担で来ている方達のうちの数人)がいて、授業態度がよろしくないので、気が散るときがあります。
- なぜ留学センターDEOWをご利用されましたか?
- 2社を選択し、相見積もりを取ったところ、手数料無料の項目がいくつもあり、費用を抑えられると思いました。留学説明会で、現地オフィスの方との中継もあり、安心感がありました。
- 帰国後、留学経験が役立ったと思うときはどのようなときですか?
- まだ留学中です。
- これから留学される方へ一言お願いします。
- 私は60歳手前で、それほど社交的な性格でもないので、友達ができないかも、と出発前は少しブルーな気持ちになっていました。ですが、そんな心配は必要ありませんでした。もちろん、努力は必要ですが…。決心して本当に良かったと思っています。自分も知らなかった新しい自分にも会えますよ。
- コロナの影響で留学計画を途中で変更等しましたか?
- そろそろ計画を立てようと思った矢先に (2020年 1月)、パンデミックになり、2年待ちました。
- 留学中にロックダウンやオンライン授業は体験しましたか?
- 私が到着した時には、イギリスでの規制はすべて撤廃されていました。
- 現地の街の様子はどうでしたか?
- 店舗やレストラン、学校には、マスク着用や消毒、ソーシャルディスタンスの依頼が表示されていますが、室内であっても、ほとんどの人はマスクも消毒もしていません。私もそれに慣れてしまい、日本から持ってきた大量のマスクは、そのままスーツケースの中で眠っています。コロナは遠い昔の出来事のように感じてしまうほどです。ここチェルトナムでは、2年ぶりで多くのフェスティバルが開催されています。学校の先生方も休暇を取って家族旅行を楽しんでおり、日常生活が戻ってきている感じがします。