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お名前 藤田 橘碧さん 職業 学生 滞在国・都市 トロント コース名 Marketing and Sales 学校名 ILAC International College 期間 2023年5月頃から49+週間
- なぜ留学しようと思いましたか？
- 大学在学中、コロナ禍の影響で海外研修や国際交流の機会が大幅に制限され、本来得られるはずだったグローバルな経験を積むことができませんでした。もどかしさと悔しさを感じる中で、「今のままでは将来後悔する」と思い、新卒という安定した道を捨て、自らの可能性を広げるために留学という道を選びました。未知の環境に飛び込むことは不安もありましたが、自分の人生を主体的に切り開くための勇気のある決断をできたと今では実感しています。
- 留学前にしておけば良かったことは何ですか？
- 基本的な文法や簡単な挨拶の表現をマスターしていれば良かったと痛感しています。また、海外で働くにあたって日本でのアルバイトを含む仕事の経験がとても重要になるので、さまざまななアルバイトを経験する、もしくは自分の好きな仕事（バリスタやバーテンダーなどどのような仕事でも）をとことん深掘りし、知識を身につければ良かったと思っています。
- 留学時にかかった費用はいくらくらいでしたか？
- 約300万円ほどです。
- 現地で生活費を節約するために工夫したことはありますか？
- 私は料理をする事が好きなので、外食を減らして自炊を中心とした食生活を徹底しました。また、交通費を節約するためにshare bikeの一年間乗り放題パスを購入し通学や買い物に活用しました。生活に必要なものはFacebook Market Placeを利用して購入したり、日本へ帰国する友人達から中古品を譲り受けるようにしていました。
- 留学してよかった！と思う出来事はありましたか？
- 英語力の上達はもちろん、人間として成長できる機会が沢山あり様々な経験や知識をつける事ができました。また現地の学生寮に住む事ができたため、語学学校だけでは出会えないような現地のカナダ人はもちろん、アメリカやヨーロッパ各国から来た学生たちと日常生活を共にする中で、文化や価値観の違いを肌で感じることができました。日々の会話や共同生活を通じて、生きた英語力が身についただけでなく、世界中に信頼できる友人ができたことは、何にも代えがたい大きな財産です。このような経験を通じて、視野が広がり、自分の価値観や将来の目標にも大きな影響を与えてくれました。
- 留学期間中つらかったことはありましたか？
- 留学中に最も辛かったことは、渡航当初の英語力に自信がなく、特に現地のカナダ人との会話についていくのが非常に大変だったことです。語学学校の授業では理解できても、日常生活でのスピード感のある会話やスラングが飛び交う中では、何を話しているのか分からず、うまく反応できない自分に落ち込むこともありました。また、聞き取れないことで会話に入れず、孤独を感じる瞬間もありました。しかし、その悔しさをバネに毎日少しずつでも新しい単語や表現を覚え、積極的に話しかける努力を続けたことで、徐々に会話に自信が持てるようになりました。この壁を乗り越えた経験は、語学力だけでなく精神的な成長にもつながったと感じています。
- 滞在先はいかがでしたか？
- 留学中は、トロント大学のフラタニティ（Fraternity House）に滞在していました。一般的なホームステイや学生寮とは異なり、現地の大学生たちと共同生活を送るという貴重な経験ができました。フラタニティでは、カナダ人をはじめ、アメリカやヨーロッパ各国からの学生たちと日常的に交流し、授業外でも常に英語に触れられる環境が整っていました。文化や価値観の違いを学ぶだけでなく、料理を一緒に作ったり、イベントを企画したりと、言語の壁を越えた深い人間関係を築くことができました。語学学校では得られない実践的な英語力や異文化理解力を身につけることができ、何より世界中に信頼できる友人ができたことが、私にとってこの滞在の最大の財産です。
- 留学された学校の良かった点や悪かった点は何ですか？
- 良かった点として、私が選択したコースでは、面接の受け方や履歴書の書き方など就業体験をする上で欠かせないスキルを学ぶ事ができたのに加え、マーケティングやセールスの基本的な知識、またグループワークを通じて実際のビジネスの場面を想定したプレゼンテーションや論文の作成を行い、実践で役に立つスキルを学ぶ事ができました。悪かった点として、授業の質やクラスメイトのモチベーションにばらつきがあり、集中して自発的に授業を受けないと周りに流されてしまったり、無意味な時間を過ごしてしまう事が多々あった事です。
- なぜ留学センターDEOWをご利用されましたか？
- 友人の紹介で使用しました。
- 留学先の国・都市の魅力を教えてください。
- 私が留学したカナダ、トロントは「人種のるつぼ」と呼ばれるグローバルシティーです。カナダ人だけでなく、街を歩くとスペイン語、中国語、ポルトガル語など様々な国の言語が飛び交っており、それに伴いヨーロッパのスモールタウン、アジアのスモールタウンなど様々な文化を一箇所で体験できるとても珍しい都市です。また自然も豊かで休日には都市の中に多数ある緑が溢れた公園でピクニックをしたり、読書をして日常のストレスを解消したりと、日本ではなかなか考えられない環境が整っている、そんな都市でした。
- これから留学される方へ一言お願いします。
- とりあえずの精神で何事にも参加したり飛び込んでみる事がとても大切です！しかし渡航前に英語力が低い状態で来てしまうと、本来もっと楽しめたはずの貴重な留学体験が軽減また半減してしまう可能性もあるので、十分に準備を行い渡航することを強くお勧めします。特にスピーキングを強化してください！
