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お名前 南立 彩花さん 職業 社会人 滞在国・都市 バンクーバー コース名 General English / Sales & Marketing 学校名 ILAC / ILAC International College 期間 2024年3月頃から49+週間
- なぜ留学しようと思いましたか?
- 大学時代にトロントへ短期留学したことがあり、そのときから「いつかもう一度留学して、英語で何かをしっかり学びたい」と思い続けてきました。
前職では広報に関わる仕事をしていて、その分野が自分に合っていると感じていたのですが、専門的に勉強したことがありませんでした。そのため改めて知識を深めたいと思い、広報・マーケティングを英語で学べるプログラムを探し、現地での就労経験も積めるCo-opプログラムに決めました。 - 留学前にしておけば良かったことは何ですか?
- 英語の勉強はどれだけやっていても損はないと思います。特にTOEICやIELTSなどのスコアを事前に取っておけば、留学前後の英語力の伸びを客観的に比較できるのでお勧めです。
また、専門学校や大学に行く場合は、学ぶ内容をあらかじめ日本語で少しでも理解しておくことで、授業内容の理解度が大きく変わります。余裕があれば、オンラインで関連分野の資格を取得しておくとカナダでの履歴書にも書けるので、就活時のアピールポイントになると思いました。 - 留学時にかかった費用はいくらくらいでしたか?
- 語学学校2か月、専門学校1年、ホームステイ1か月、空港送迎などを含めて、渡航前に約150万円かかりました。現地では最初の4カ月ほどアルバイトをしていなかったため、その間の生活費として約70~80万円かかったと思います。その後はアルバイトを始め、生活費はほとんど自分のバイト代でまかなっていました。
- 現地で生活費を節約するために工夫したことはありますか?
- 基本的に毎日自炊をして、アルバイト先や学校にもお弁当を持参していました。また、商品によって安いお店が違うので、スーパーを使い分けたりセール情報をチェックするなど、無理のない範囲での節約を頑張っていました。
- 留学してよかった!と思う出来事はありましたか?
- 一つ目は、さまざまな国に親しみを持てるようになったことです。語学学校や専門学校には多国籍の学生が在籍しており、自然と色々な国の友人ができました。私と同じように長期滞在している友人もいたため、時間をかけて深く仲良くなることができ、その子の国の文化や価値観を知る中で、自分の視野も広がったように感じています。
二つ目は、自分に自信が持てるようになったことです。留学前は、授業についていけるか、友達ができるか、仕事が見つかるかなど不安ばかりでしたが、結果的にすべて何とかなりました。海外でゼロから生活基盤を築けた経験は、大きな自信になりました。 - 留学期間中つらかったことはありましたか?
- 将来に対する不安は常につきまとっていました。留学後のキャリアはどうするのか、英語力の向上を優先するべきか、それとも将来につながる仕事探しをするべきか…など、何を優先した方が良いか悩むことも多かったです。
また、留学生のビザは期間が限られているため、企業側も採用に慎重で、オフィスワークはもちろん、アルバイトでさえ見つけるのが難しい場面もありました。限られた時間の中で成果を出すためには、何をやるかだけでなく「何をやらないか」を決めることの大切さにも気づかされました。 - 滞在先はいかがでしたか?
- ホームステイは1か月間だけの滞在でしたが、そこで出会った日本人の女の子と気が合い、引っ越し後もずっと仲良くしていました。ホストファミリーはイタリア系で、食事はパンやパスタ中心でした。親切で清潔好きな方々だったので、安心して過ごすことができました。
ただ、私の部屋がベースメント(半地下)にあり、少し寒くて日光も入りにくかったため、体質的にあまり合いませんでした。その経験を踏まえ、その後のシェアハウス選びではベースメント以外の部屋を選ぶようにしました。 - 留学された学校の良かった点や悪かった点は何ですか?
- 語学学校(ILAC)は、コースによってクラスの雰囲気や生徒の学習の姿勢が異なると思いました。
一般英語コースでは20代前半の若い学生が多く、国籍に偏りが見られるクラスもありました。中には授業にあまり積極的でない生徒もいました。一方、ビジネス英語コースでは年齢層や国籍がより多様でした。毎週グループでのプレゼンがあったので、真面目に取り組む生徒が多かった印象です。
専門学校(ILAC International College)ではプレゼンの機会が豊富で、より実践的な英語を学ぶことができました。通学期間も半年~1年と比較的長いため、深く付き合える友人ができたのも良かったです。一方でいまいちだった点は、
・クラスが夜間だったため、治安面の不安があったこと
・授業時間が1日3時間半と短めな上、先生によっては15分以上早く終わることもあり、物足りなさを感じたこと
・授業内容は基礎的なもの中心で、このプログラム修了直後に専門職へ就くには力不足と感じたこと
などです。 - なぜ留学センターDEOWをご利用されましたか?
- 何かあったときにすぐ相談できるよう、現地にオフィスのある留学エージェントを探していました。DEOWでは、担当の方自身がバンクーバーの専門学校に通っていた経験があり、プログラムの内容や現地の治安、生活面まで実体験をもとに詳しく教えてくれました。良い面だけでなく注意点も包み隠さず話してくださり、他社より情報量が豊富だったことが決め手になりました。
- 留学先の国・都市の魅力を教えてください。
- バンクーバーは、英語が第一言語でない人が多いため、英語を話すハードルが低く、間違っても受け入れてもらえる寛容な空気があります。多文化都市であり、イタリアンフェスや台湾フェスなど、各国の文化を楽しめるイベントが頻繁に開催されているのも魅力です。
また、アジア系のスーパーや雑貨店が多く、日本人にとっては非常に暮らしやすい環境です。10月後半~3月頃までは雨の日が多く気分も落ち込みやすいですが、4月~9月は晴天が多く、美しい自然の中でアウトドアを満喫できます。 - これから留学される方へ一言お願いします。
- 留学前は不安が多いと思いますが、大体のことは本当に何とかなります!特に大切だと思うのは、しっかりと留学資金を準備しておくこと、自分の目的を明確にしておくこと、そして少しでも英語の勉強をしておくことです。万全な準備があれば、あとは現地での経験を思いきり楽しめると思います。応援しています!