オーストラリア中学・高校留学特別体験談 ジャリリ思也夢さん
-
お名前 ジャリリ 思也夢さん 留学先 オーストラリア・シドニー 学校名 Tempe High School 留学期間 2020年7月から2024年12月まで
- 1、なぜ高校に留学しようと思いましたか?その国を選んだきっかけはありますか?
- 英語を話せたら様々な選択の幅が広がると思いました。
将来、仕事で英語を使う職種に就きたいという夢があります。
既に兄がシドニーで、高校留学をしている事もあり、留学先をオーストラリアに決めました。 - 2、留学される前、一番不安だったことは何ですか?
- 英語力が、足りないことに不安を感じました。
2021年7月から12月まで、日本国内でオーストラリアの高校の授業をオンラインで受講しましたが、対面レッスンでない事と必要に迫られていない環境での学びには苦労しました。 - 3、日本では英語の勉強はされていましたか?留学にあたり、英語力の証明(英検等)はお持ちでしたか?
- オンラインで、海外在住の従妹から英会話のレッスンを週2回のペースで渡航前の半年間受講していました。
中学2年生の時に、英検準2級を取得しました。
学校について
- 1、どちらの学区/学校に通われていますか?なぜここを選びましたか?
- オーストラリアのMSW州(ニューサウスウェールズ州)にあるTempe(テンピ)高校に通っています。
その学校を選んだ理由は、兄が現在その高校に留学中で、兄の勧めもありました。
又、兄が留学の際は、現地の高校を知らなかったことも有り、特に志望校は無かった様ですが、現地在住の身内からのお勧めで「テンピ高校」に決めたようです。
- 2、留学先はどんな街ですか?
- 国際色豊かで、様々な国出身の人々がおります。
大きな都市のシドニーですが、安全な街で、ビーチにも近く、緑も多く自然に囲まれた環境です。
- 3、高校では、どのような授業を取っていますか?ユニークな授業や印象に残ったものはありましたか?
- 英語、数学、理科、社会 の必須教科と別に 選択科目として体育、美術を取っています。
数学は、日本人留学生にとっては、中学レベルの内容となるため、簡単に感じると思いました。
体育の授業は、日本の先生より指導を受けるのとは違い、生徒たち主体で、和気あいあい、クリケットなどを楽しく、ゲーム形式で進行するスタイルです。型にはまらない、ラフな感じです。
- 4、英語の授業は取りましたか?
- はい、英語の授業は取っています。
- 5、先生はどのような方が多いですか?
- 優しくてユニークな先生が多いように思います。
僕は、外国人留学生ですが、現地の生徒同様に指導してくれます。
- 6、クラスについて教えてください。(人数、国籍、雰囲気など)
- クラスは、約20名程です。
国籍は、世界中至る所の生徒がいます。
アジア(中国・韓国な)・南米(コロンビアなど)・中東(トルコなど)・ヨーロッパ(ドイツなど)・オーストラリアなどと本当に様々です。
ちなみに、日本人は、クラスで僕一人で他のクラスでもまだ、日本人留学生が在籍している事は確認が取れていません。
クラスは、明るく、いつもみんなで会話を楽しんでいます。
- 7、現地の友達や外国人の友達はできましたか?
- できました。まだ、テンピ高校に通って1ヶ月なので、今後たくさんの友達を作っていきたいです。
- 8、学校の設備はいかがですか?(図書室、カフェテリアなど)
- 大きな図書室があります。
カフェテリアは、いつでも利用可能です。
そこでは、ランチを買う事が出来ます。
僕は、ステイ先から弁当を持参して、毎日教室で友達とランチを食べています。
- 9、平日の1日のスケジュールはどんな感じですか?
- 午前6時30分~7時起床
弁当を自分で詰めて登校(食材は前日の夕食)
8時16分電車で20分通学
学校で6時間の授業を受けています。
午前8時45分授業開始
1レッスン50分授業
1・2時間目の授業終了後 20分の休憩
3・4時間目の授業終了後 昼食 30分休憩
5・6時間目の授業終了後 午後3時5分
電車で下校、ホームステイ先には、午後4時ごろ帰宅
たまに途中下車して図書館で勉強をする事もあります。
帰宅後は、宿題、夕食、入浴、自由時間、就寝午後11時
- 10、宿題はありますか?
- 毎日は有りません。
多くて週に3回ほどあります。
宿題は、紙ベースではなく、パソコン上のリサーチ・グーグルクラスを使い宿題が出され提出もネット上でします。
- 11、日本の高校と違うなと感じたところはありますか?(カリキュラム、授業、先生、施設設備など)
- 1人1台のパソコンを毎日学校に持ち込みます。
授業中、ほぼ全クラスでパソコンを使います。
紙でのやり取りは、ほぼ有りません。教科書も有りません。
現地での生活について
- 1、現地ではどのような滞在方法を取られていますか?(寮、ホームステイなど)
- ホームステイ
- 2、ホームステイ先はどんなご家庭ですか?
- ベトナム出身のご家族で中学生のホストブラザーと小学生のホストシスターがいます。
明るくて、とても優しく、僕を家族の様に思ってくれています。
休みの日も一緒にキャンプや釣りなどたくさんの所に連れて行ってくれ、沢山の経験をさせてくれる家族です。
オーストラリアでの生活に慣れるか不安でしたが、色々と教えていただき、事務的な手続きもお手伝いしていただきました。
- 3、ホームステイ先の食事はいかがですか?
- ホストブラザーが作ってくれるベトナム料理がとても美味しいです。
朝食は、セルフでトーストなど軽く取ります。
昼食は、弁当を持参します。
夕食は、午後6時30分ぐらいに取ります。
休日のランチは、サンドイッチやピザなどが食べれてうれしいです。
- 4、学校まではどのように通学していますか?
- 電車で20分かけて通学します。
最寄り駅は徒歩10分
朝の通学時間帯は10分に1本のペースで電車が来ます。
- 5、ホームステイ先周辺の治安はいかがですか?
- 大変良いです。
1人で出かけるのも安心です。
近くのスーパーや理容室、ファーストフード店に出かけます。
近くに芝生のある公園があり、サッカーをしたり、ジョギングをしたりしています。現地で出会った同年代の人達と一緒にサッカーをして事があります。
- 6、ホームステイをしてみて、日本の家庭と違うなと感じたところはありますか?
- 僕は、日本人ですが、父親が外国人なので、特に残念がる事は有りませんが、日本人にとっては、風呂に浸かれないのを残念がる人もいるかも知れません。
夏の暑い日でもエアコンを使いません。扇風機を使います。
日本では常に冷房が効いた部屋で快適に過ごしていたので、夏の暑さが大変です。
洗濯を毎日しません。週に1回ぐらいと決められています。
- 7、ホームステイ先で滞在するに当たり、気を付けていることはありますか?
- 出かける時出先からの帰りが遅くなる時などは、ホストマザーにメールで知らせます。
気を付けている事ではなく、ステイ先の決まりですが、洗濯・食事の片づけは自分たちでします。
それ以外の事は、特にありません。
とても自由に過ごさせてもらっています。
- 8、現地でお金はどのように管理していますか?(銀行口座やキャッシュパスポートなど)
- 銀行口座を作りましたが、すべてキャッシュレスです。
電子マネーのシステムで支払っています。
残高などは、ネット上で確認しています。
チャージ額が不足しないように、使い過ぎないように気を付けています。
キャッシュは、少しだけ財布に入れています。
パスポートは、部屋の誰にも取られない所に保管しています。
- 9、携帯電話やパソコンは持って行きましたか?現地での使用頻度やあると便利だと思う点を教えてください。
- 携帯電話の本体は日本から使っていたものを持っていきSIMカードを購入しました。
パソコンは、現地で学校にも持っていくノートパソコンを購入しました。
SIMカードは月額2.000円ので十分です。
携帯電話とノートパソコン、銀行口座が有れば、十分に何でもできると感じています。
- 10、週末はどのように過ごされていますか?
- 近くの公園でサッカーやジョギングをしたり、友達と人気スポットに行ったり、ホストファミリーと自然に触れることのできる場所に出かけたりしています。
家でゲームや宿題をしたりすることも有ります。
トラブルについて
- 1、現地で何かトラブルに遭遇しましたか?
- 特に今のところ有りません。
- 2、普段からトラブルに対して何か心がけていたことはありますか?
- 貴重品を失くしたり、取られないように気を付けています。
総括
- 1、留学で得たものはありましたか?留学を通して、自分で変わったなと思うことはありますか?
- 英語力を高めるために映画を観たり、様々な事に取り組みようになりました。
また、洗濯や身の回りの事を自分でする事が出来るようになりました。
時間管理など、日本にいた時とは全く異なる環境にいるため、少しずつ成長しているように感じています。
- 2、留学中、一番楽しかったことは何ですか?
- ホストファミリーとキャンプをして、野生のカンガルーに遭遇出来た事です。
また、ホストファミリーやその友人たちと、ベトナムのお正月のお祝いパーティーにも参加させていただいたり、オーストラリアサンクスギビングを祝う花火を見に行ったり、色んな文化に触れることが一番楽しかった事です。
- 3、留学中、つらかったことは何ですか?
- 2022年2月から現地での留学が始まりましたが、当初、英語が分からなく苦労し、宿題を終わらせるのにかなりの時間がかかりました。
- 4、これからの将来の夢や進路を教えてください。
- 英語をもっと上手に話せるようになり、ビジネスレベルまで英語力が上がるように頑張りたいです。
オーストラリアの高校を卒業できるように頑張ります。
大学の進路先は、まだ決めていませんが、将来は、英語を使う仕事に就きたいと思っています。
- 5、株式会社DEOWをご利用頂いた感想をお聞かせ下さい。
- 急な渡航となった為、観光ビザでオーストラリアに入国しました。
入国後、無事に学生ビザが取得できました。
様々な事務手続きをしていただき感謝しております。
- 6、これから高校留学をする方へアドバイスをお願いします。
- 日本に居ては体験できない事が、オーストラリアで沢山体験できています。
多くの文化に触れる事の出来るオーストラリア留学は、大変楽しいです。
毎日、沢山の新しい発見で刺激を受けています。
勿論、英語力の面で苦労する事は有りますが、英語を学ぶのに一番効果的な方法は、現地で留学する事だと感じています。
高校生の時代から留学をして正解だったと思っています。
是非、留学をお考えの方は、英語を話す環境にご自分の身を置いてみてはいかがでしょうか?
皆さんのチャレンジを応援しております。
保護者様からいただいたコメント
- お子様が高校に留学したいと決断された際、どのように思われましたか?
- 子供が、幼い頃から、いつか留学をさせたい気持ちが有りましたので、留学をしたいと聞いて、後押しが出来ました。
また、性格的に日本の学歴社会によく思っていない子供の姿も見ていたので、環境を変えて、英語を学びながら視野が広がることに親の視点も変える事が出来ました。留学は、子供にとっても良かった選択だと思っております。
- 高校に留学するにあたり、心配・不安に思われたなことはありましたか?
- 英語力が無い事は、心配ですが、本人の頑張り次第だと思っております。
健康面、友人関係、金銭感覚は心配していますが、本人を信じて見守っていきたいと思っております。
- お子様の現地滞在中は、どのくらいの頻度で連絡を取られていますか?
- 週毎日から1.2回と頻度は減ってきています。
あまり連絡を頻繁にすると嫌がられるし、本人の成長にもならないと感じています。
- 留学を通し、成長したなと感じる部分はありますか?
- 身の回りの事が出来るようになった事や、周りの人々へ気遣いが出来るようになったと思っております。
- これから先、お子様にはどのように成長して欲しいですか?
- 何より、健康に留学中過ごしてくれることが一番です。
勿論、学校での勉強も自分なりに努力を積み重ねて頑張って欲しいです。
多くの人々と出会い、沢山の経験をし成長して欲しいと思っております。
成長と共に、自分の将来の目標が少しずつ見つけられたら良いなと思っております。