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留学先で学校・コースがキャンセルになった場合の対処

入念なプランを練り、準備万端な状態で「さぁ出発!」。
と渡航してもその後にどんなトラブルが待ち受けているかは誰にも分りません。こちらのページでご紹介するのは学校やコースについてのまさかのトラブルについてです。

はじめに

まず初めに、学校関連のトラブルは早期対応が肝心です。なぜならあなた(留学生)の滞在資格は、学校次第だからです。

本日ご紹介するのは最近ご相談頂いたアメリカでの事例:
  • ケース1:申し込んでいたコースが不催行/延期になった
  • ケース2:通うはずの学校が閉鎖されてしまった

という内容です。

トラブルケース1:申し込んでいたコースが不催行/延期になった

column-usa-20171112-1 このようなトラブルが起きる最近の理由の一つは”生徒不足”です。

テロ対策、トランプ大統領の政策として移民(留学生含む)に対して規制が厳しくなるアメリカ、そして、やはりテロを恐れての留学離れで、学校側も生徒不足には悩まされています。語学学校に入学したはいいが、申し込んでいたコースがこの”人数不足”という理由で不催行、やむ終えず別のコースで来シーズンまで延期。これは信頼度が高いであろう大学付属の語学学校であったとしてもありえる話です。

このような場合の対処は、希望のコースが催行されるまで、そのまま授業料を払い続けて待つか、すぐさま転校先を探すかとなってしまいます。

トラブルケース2:通うはずの学校が閉鎖されてしまった

column-usa-20171112-2 こちらのトラブル要因で顕著なのが、”格安校の落とし穴”です。
アメリカには相場よりもかなり授業料を抑えた格安校と呼ばれる学校が各地にあり、とにかく留学費用を抑えたいという留学生に人気です。ただ、”安いからにはそれなりに理由がある”ということを認識しておく必要があります。
講師、スタッフの質、そして施設の維持等、やはり歪みが生じます。特にこういった学校に集まる生徒の質は当局も問題視しており、不法労働をする学生の温床と見られている側面があります。格安で生徒を受け入れているため、経営が成り立たないリスクと同時に、そういった不法労働者の温床とされ移民局からの摘発で閉鎖されるというケースが近年増加傾向です。

このページで紹介している2ケースとも、ほとんどの場合学校からの通知はありますが、学校の開講についてもギリギリの判断になるため、現地に到着してから通知を受け転校を余儀なくされるケースが後を絶ちません。

しかも学校からの通知は基本的には英語。入学手続きの際に登録したEmailアドレスに、いきなり下記のような告知の英語の文章が送られてきます。

Dear ****
What you need to do is contact this school to get information about your admission requirements. You must do this immediately, remember that you must be accepted and MUST start classes before and no later thanNovember 20, 2017. Once you have given them all of the required documents, they will give you an acceptance letter showing that you have been accepted and the date that you will start classes, which must be by or before 11/20/2017.
As soon as you get the letter of acceptance, you will send me a PDF copy and I will transfer your SEVIS record (electronically) to the new school in order for them to issue a new I-20 with the new schools name.


上記メールは某留学生が入国後に、入学する予定だった学校から受け取ったメールです。

意訳)
今後、転校する学校への手続きを進め、11月20日までに転校先からの入学許可を受け、入学していなければならない。11月20日までに転校先からの入学許可書と転校依頼書を提出しなければならい。


この文章、留学生がアメリカ滞在するにあたって、きわめて大事な事項が含まれているんです。
と言っても、アメリカ到着直後で、右も左もわからない普通の留学生には意味不明なメール。。
ですが内容をちゃんと理解せず、記載されている期日までに対応出来ていなければ、知らないうちに不法滞在になってしまうなんてこともあります。

トラブルに遭ってしまったら…

留学ワールドではこのような、トラブルをなるべく未然に防ぐことを心掛け日々情報収集や学校視察を行っています。

世界7か国、9都市にある現地オフィスのスタッフは実際に学校へ出向き情報収集をしていますが、その際に認可の有無、講師の質、生徒数といった学校情報を入手します。また、定期的に生徒数、国籍配分の情報アップデートを学校から受け取っています。このような学校情報を踏まえ、弊社では、コース不催行、閉鎖の可能性のある学校に、ある程度の目星をつけ、お客様へご案内を控えるよう心がけています。

そして、万が一このようなトラブルに巻き込まれてしまったというお客様のためにも、弊社ではサポート体制を整えています。こういったケースに巻き込まれたからと言って留学を途中で諦めることにならないよう全力でサポートさせて頂きます。

繰り返しになりますが、学校トラブルは早期対応が最も大切です!万が一の際は弊社現地オフィスにすぐにご連絡ください。


※アメリカ、ニューヨーク・ロサンゼルスオフィスでの転校相談は無料です。

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