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お名前 中谷 優衣さん 職業 学生 滞在国・都市 ニューヨーク コース名 Independent Study rogram 学校名 The Ailey School 期間 2021年2月頃から49+週間
- なぜ留学しようと思いましたか?
- 小さい頃からクラシックバレエに人生をかけてきました。大学1年生の夏に、イギリスへsummer intensive を受けるために短期留学し、初めてコンテンポラリーダンスを学びました。人生初の一人海外渡航だったのと、初めてのダンスのジャンルに心を惹かれ、帰国後コンテンポラリーを学ぶためにNYへの留学を決めました。今まで一度も一人で海外へ行ったことが無かったので、自分の中で大きな決断でした。あの時自分がやりたいことを第一に選択して良かったなと今では心から思います。
- 留学前にしておけば良かったことは何ですか?
- 確実にもっと英語を勉強しておけば良かったと思います。小学生の頃から英語が大嫌いで、中・高と真面目に英語の勉強に取り組んでいなかった為、留学後初めの数ヶ月は本当に大変でした。
- 留学時にかかった費用はいくらくらいでしたか?
- 1年間で500万円
- 留学してよかったことは何ですか?
- 色んな意味でとても強くなれました。精神的にも体力的にも。コロナが落ち着いてからは沢山の新しい体験と、色んな人種の人達に会い、新しい文化を学ぶことが出来ました。NYは本当に広い都市です。今まで見たこともない事が毎日広がっています。毎日が刺激的な日々です。みんな違ってみんないい、まさにそんな場所です。全て一人でこなしていかないといけないので、時には辛く大変な時もありますが、それも人生経験としてこの先大きく助けになると思います。
- 留学期間中つらかったことはありましたか?
- コロナのど真ん中での留学だったので、渡米後すぐの数ヶ月はアジアンヘイトがひどく、私も何度も被害にあいました。NYは地下鉄の治安が悪いので、毎日神経を尖らせて生活していました。時には怒鳴られ、時には唾を吐かれたり、押し倒されたりする時もありました。その頃Brooklynに住んでいて、家の周りの治安が悪かった事もあり、渡米後2ヶ月で引っ越しました。その頃はとても辛かったけど、精神的にも強くなれたので、今では良い経験です。
- 滞在先はいかがでしたか?
- クイーンズのアストリアに滞在しています。アジア人が多く、穏やかな市なのでとても過ごしやすいです。引っ越す前のブルックリンは、黒人街だった事もあって治安が悪かったので、お勧めできません。マンハッタンの上の方も治安が良くないです。家を決める前に直接内見に行って、何度も大家さんと話すことをお勧めします。私の今の大家さんは日本人ではありませんが、シェアしている人たちがみんなアジア人の女性なので、とても過ごしやすいです。
- 留学された学校の良かった点や悪かった点は何ですか?
- いつでも学生の健康を第一に考えてくれたところです。その分融通が利かず、コロナに対してとてもシビアだったので、100%の確率でクラスを受けることは出来ませんでした。
- なぜ留学センターDEOWをご利用されましたか?
- 一人で全て計画してコロナの中渡米するのが不安だったからです。たくさん助けていただきました。
- 帰国後、留学経験が役立ったと思うときはどのようなときですか?
- 英語力とモチベーションが高くなりました。精神的にも強くなったので、小さなことではへこたれなくなりました。
- これから留学される方へ一言お願いします。
- 沢山のしがらみがあるご時世ですが、勇気を出して一歩踏み出してみてください。そこには貴方が見たこともない広い世界が広がっています。コロナ禍で制限も沢山あって、中々留学が難しい時ですが、だからこそ学べることが沢山あります。頑張ってください、応援しています。
- コロナの影響で留学計画を途中で変更等しましたか?
- 予定では2020年の秋から留学予定でしたが、学校からの入学が取り消されたので、1年間フリーターとしてアルバイトをして留学費を稼いでいました。
- 留学中にロックダウンやオンライン授業は体験しましたか?
- 最初の数ヶ月はin person でのクラスでしたが、オミクロンが急上昇した時は3週間のみオンラインに切り替わりました。
- 現地の街の様子はどうでしたか?
- 気温が暑くなってきたこともあり、マスクをしない人が増えてきました。それでもまだコロナは存在しています。私もワクチンを受ける前に一度かかり、boosterを受けた後にオミクロンにかかりましました。まだまだ気が抜けません。
しかし少しずつ日常に戻ってきています。一年前とは全く風景も人々もバイブスも違います。活気があって、新しい事が広がっていて、とても刺激的です。観光客も増えてきました。いつしか完全にコロナが無くなり、みんなが何も心配せず街を歩ける日を楽しみにしています。