フィリピン クラーク地域紹介
米軍撤退後、学園都市へ
クラークはマニラから車で2時間ほど離れた場所にある都市です。1991年に返還されるまで米軍の空軍基地があった場所は1993年に経済特区にも指定されました。以前米軍基地があったことで現在もアメリカ人をはじめとした欧米の方が多くの居住されており、リトルカリフォルニアとも称されています。経済特区に指定されているエリアの近くにはアンヘレスがあります。多くの場合、アンヘレスとクラーク経済特区をまとめてクラークと呼ばれています。アンヘレスにはフィリピン最大の繁華街がありますが、学園都市としても知られているため、治安もマニラなどほかの大都市に比べると治安が安定しています。
20世紀最大の噴火
クラークから車で2時間ほど離れた場所には、20世紀最大の噴火と言われているピナツボ火山があります。1991年に噴火した当時は甚大な被害をもたらしましたが、現在は噴火活動も落ち着き、壮大な自然と美しい景観を求めて、多くの観光客がトレッキングに訪れています。