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Experiencesセブ留学/押野 富美雄さん

セブ留学/押野 富美雄さん
お名前押野 富美雄さん
職業無職(定年退職66歳)
滞在国・都市セブ・フィリピン
コース名ESLコース
学校名SMEAG クラシックキャンパス
期間2018年3月から4週間
なぜ留学しようと思いましたか?
私の場合はいわゆるシニア留学です。会社員のころ、出張と家族旅行で20回以上海外へ行きました(各回5-10日間程度)。私の英語力は中級程度で、仕事の打合せ、移動、買い物等の実用ではなんとか対応可能でしたが、突っ込んだコミュニケーションが取れる語学レベルではなくいつももどかしい思いがありました。定年退職を機に海外旅行に行く時間が自由に取れるようになりましたが、現地の方と文化や生活等についてもっと話をしたい、そのためには私の英語力を大幅にUPしたいと思いました。日本にいてコツコツ勉強するのでは時間がかかるため、短期間で効果を上げるためには英語漬けの毎日を海外で過ごすのが良いと考えて留学することにしました。留学先としては、きれいな発音の英語より、実践的な会話能力の向上を重視してフィリピンを選定しました。教師とのマンツーマンの授業とグループ授業のバランスが良い、授業時間が長い、生徒の国籍が様々で英語を話さざるを得ない等の理由からです。
留学前にしておけば良かったことは何ですか?
留学前にしておいて良かったことになりますが、DEOWでは留学前に週2回の無料レッスンがあり、申し込みから出発までの4か月間ほぼ毎回出席しました。私は今まで英会話学校を受講したことがありませんでしたが、これにより英語を勉強する基礎=英語学校の雰囲気の把握、教師やクラスメートとのやり取り等が身に付きました。また、教師から毎日英語で日記をつけると良いと言われ実行しました。実際には毎日は難しく、2-3日分をまとめて書くことが多かったですが、単語や言い方を辞書で調べながら自分の言いたいことを英語にする訓練になりました。
留学時にかかった費用はいくらくらいでしたか?
合計で約28万円です。
内訳はSMEAGの学費20万円(4週間の授業料、一人部屋寮費、食費)、航空券5.4万円(キャセイパシフィック航空、各種経費・税込)、フィリピンでの生活費2.5万円(外食費、交通費等)
留学してよかったことは何ですか?
まずは、英語力の向上です。学校では、読む・書く・聞く・話すをバランス良く教えてくれます。行く前は聞く・話すのレベルアップを目指していたのですが、やはり読む・書く=単語・熟語・文法のレベルも上がらないと聞く・話すも上達しません。
4週間の学習で、途中から簡単な内容なら英語←→日本語を都度翻訳しなくても、英語で聞いたまま理解して英語で話せるようになりました=English thinking。
毎週末にレベルチェックのテストがあり、本人が上達したと思うほどにはスコアが伸びなかったのは残念でした(スコアで135から155に向上)。4週間の英語漬けで英語力の飛躍的な向上とはなりませんでしたが、本人としてはほぼ満足です。
―ここからは補足です<英語力の向上>―
・実感としては、スピーキング>ライティング>リーディング>リスニングの順に成果が出たと思う。
・スピーキングは、自分の知っている単語と文章を基に、受講中の先生や生徒の発言から言葉を追加していくと、けっこう自分が言いたいことを言えるようになる。話し言葉なので文章も短い。1日10時間以上4週間も英語に触れているので、けっこう言葉がすっと出てくる。ただし、とっさに気の利いたことを言うのは難しい。
・ライティングも同様。自分の知っている単語と文章を基に、受講中の先生や生徒の発言から言葉を追加していくとOK。ただし、書き言葉なので文法上正しくかつ多少は格好の良い文章を書きたいが、これは難しい。
・リーディングは、どうしても知らない単語や言い回しが出てくるので、それが多いと文章を正しく理解できないことがある。がんばって単語や熟語を覚える必要がある。
・リスニングは、それに加えて単語が聞き取れない。ただし、先生や生徒により聞き取りやすい人と聞き取り難い人がいる。ネイティブっぽい発音、癖のある発音は聞き取りにくい。それと、カタカナ化している英単語は聞き取れないことが多々ある。ネイティブっぽい速さは頭がついていけない。
―補足終わり―
次は海外の文化に触れたことです。授業の中でフィリピン人の講師だけではなく各国の生徒たちと話し合う中で、日本とは異なる文化・習慣を数多く知ることができました。また、どの国の生徒も多くはフレンドリーで(そうでない人もいるが)、休み時間に雑談するのも楽しい時間でした。
留学期間中つらかったことはありましたか?
朝の6時40分から夜の8時40分まで食事時間以外はずっと英語漬けになるのは大変でした。しかし、授業後や土日の休日も自習室で予習・復習している生徒も多く、それを見て私も頑張る気になりました。
私に固有の問題として、200人くらいの生徒の内、私と年代が近いシニアは0人、30-40歳台が20-30人、メインは20歳台の若い人たちでした。皆、フレンドリーにしてくれるので授業では若い人に溶け込んで過ごすことができましたが、一緒に飲みにいったり遠出したりするのには気後れしました。
体調管理では困ったことがありました。2週間目ぐらいからお腹の調子が悪くなり、しばらく下痢に苦しみました。フィリピンの料理は油の使用が多いのでたぶんそのせいと思います。チューターから油の多い料理は食べずにバナナ等を中心にするようにアドバイスされ徐々に回復しました。
滞在先はいかがでしたか?
セブ島とはいっても、観光地のビーチからはかなり離れた市街地のセブシティに立地しており、生活するには便利な場所です。学校からの徒歩圏内に大きなショッピングモールが2つあり、食事やショッピングも楽しめました。
私は異国の街を歩き回るのが好きなので、学校の周りを何回か散歩に出かけましたが、怖い雰囲気はありませんでした(もちろん昼間だけです)。フィリピン統治時代の教会や歴史的施設も各所にあり、タクシーやジプニーを使って見に行きました。
治安は悪いと聞いていましたが、私が滞在している間は生徒が被害にあったという話はありませんでした。街中はまだまだ汚いですが、発展しつつある国の力強さを感じることができます。
学校が所有するバスを使い土日に観光旅行を用意していて、有名なビーチリゾートや観光地に日帰りで安く行くこともできます(私は参加しませんでしたが)。
南の国なので昼間は毎日30℃?32℃と暑いですが、暑さにばてるというほどではありませんでした(3月)。教室と寝室にはクーラーがついていますが、私は冷風にあたるのが嫌いなので寝室では使いませんでしたが平気でした。
留学された学校の良かった点や悪かった点は何ですか?
マンモス校と小規模校はそれぞれに良い点と悪い点がありますが、私はマンモス校で良かったと思います。
生徒が多いだけに、いろいろな施設(食堂、ジム等)と体制(事務室、警備員等)が整っています。
教室と寮と食堂が同じ敷地内にあるため、移動時間ミニマムで時間を有効に使うことができます。隔離された息苦しい生活を想像する人がいるかもしれませんが、私はむしろ快適でした。
通常の授業時間の前後(早朝、夜間)にスパルタレッスンというオプション(初めの4週間)があり、それを含めると毎日90分授業を7コマ受けることが可能で、短期間で集中的に勉強したい人には最高です。
7コマの内訳は、先生とのマンツーマン授業2コマ、4人のグループ授業1コマ、10人程度のグループ授業2コマ、スパルタレッスン(10-20人)2コマです。マンツーマン授業を増やすことも可能ですが、私はこの割合はすごく良かったと思います。
200人も生徒がいると、自分と気の合う人を見つけることができます。学校生活を楽しく送ることができました。
生徒は日本人の他に、韓国、中国、台湾、ベトナム、ロシア、タイ、サウジアラビアと多様で、いろいろな国の人と話ができて楽しかったです。
私の場合、先生は7コマ=7人でしたが、どの先生も親切・ていねいです。しかし、どうしても当たり外れがあるのは仕方ないでしょう。
―ここからは補足です<先生の問題>―
・先生たちは皆若く、20台から30台と思う。フレンドリーかつオープン(プライベートな事も何でも話す、タブーはない)。フィリピンでは教師は女性が活躍できる仕事とのことで若い女性が多い。
・担当の先生7人+先生の都合等でピンチヒッターの先生3人の計10人の内、発音の修正、単語の使い方を厳しく指導してくれたのは2人だけ。他の先生は私が何を言いたいのか理解して授業を進めてしまう。
リスニング・スピーキングの先生には、問題点を都度指摘するように頼んだがだめだった。
・雑談好きの先生が3人いて、半分は雑談していた。家族、趣味、文化、政治等々。初めはこんなんで良いのかと思ったがすごく役に立った。これを記録しておいて充実させれば英語で話せる話題が増える。
・担当の先生が7人いると、どうしても当たり外れが出る。思い切って変えてもらうか、もちろん全くダメという訳ではないのであきらめるか、難しい。
―補足終わり―
自習室は机がほぼ全員分あり、夜と休日に自習することが可能です。授業を受けるだけでは進歩に限界を感じるので自習は必須ですが、自室ではどうしてもだれるので、自習室で頑張る気になるのは有意義です。
食堂では土日を含む毎日、3食とも提供されます。フィリピン料理、韓国料理、日本料理、洋食とメニューは多様で飽きることはありませんが味付けはあまりよくありませんでした。
Wi-Fi環境が貧弱でインターネットが繋がりにくいのには困りました。対策としてフィリピンの通信会社のSIMを購入してスマホにいれました。
なぜ留学センターDEOWをご利用されましたか?
どの国のどの学校にするかをカウンセラーと直接会って相談したかったので、私が住む名古屋に事務所があるエージェントであることが重要でした。実際に良いアドバイスを受けることができました。
ホームページやいただいた資料の情報も豊富で、特に留学先フィリピンの学校や環境の情報は参考になりました。
留学前に英会話レッスンがあるのも魅力的でした。留学前の約4か月、週2回英会話レッスンを受けることにより、フィリピンの学校での授業の受け方を考え練習することができました。
帰国後、留学経験が役立ったと思うときはどのようなときですか?
フィリピンの帰りに香港にストップオーバーしました。ホテルのフロントや香港在留のインド人と話がはずみました。今後は海外旅行での現地の人とのコミュニケーションがより積極的に取れるようになると思います。
最近は名古屋も海外の観光客が多数訪れるようになりました。先日も名古屋城で旅行者から施設について英語で質問された時、それなりの説明ができて誇らしい気持ちでした。
これから留学される方へ一言お願いします。
期間にもよりますが、本当に成果を出したいなら英語漬けの環境を選ぶことです。半分勉強、半分観光は楽しいかもしれませんが成果は出にくいと思います。
日本人が多いとどうしても日本人でつるみやすいので、日本人の少ない学校を選ぶ方が良いと思います。しかし、全然日本人がいないと気の休まる時もなさそうで、加減が難しいところです。
私がいた学校では、韓国人・日本人が各約2-3割、中国人・台湾人・ベトナム人が各約1-2割、他はロシア人、タイ人、サウジアラビア人でした(時期により変動します)。もう少し日本人が少ない方が良かったと思います。
日本人は4-6週間の比較的短期です。一方、韓国人・中国人・台湾人・ベトナム人は3カ月の長期でキャリアアップのために英語力を身につけたい人やIELTSスコア取得を目指す人が多く非常に真剣です。彼らと触れ合うことで自分のモチベーションも上がります。
留学前、留学中、留学後に毎日少しずつでも日記をつけることは、英語感覚を養うには有意義です。
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