フィリピン生活について
滞在方法
主な滞在方法:学校寮、ホテル
フィリピン留学は他の国とは異なり、ホームステイではなく学校に併設されている学生寮での滞在となります。学生寮のほかに外部のホテル寮やコンドミニアム寮を提供している学校もあります。多くの学校は学生寮を校舎内または学校の敷地内に設けているので、初めての海外生活で治安が不安な方でも安心して滞在していただけます。
物価
都市部は日本と同等な場合も
フィリピンはとにかく物価が安い国というイメージが強いかと思いますが、近年の経済成長とともに年々物価も上昇傾向にあります。首都マニラや大都市のセブでは物によっては日本と同等な金額なこともあります。しかし、地方はまだ日本では考えられないほど安い物価の場所もあります。また、マンゴー、パイナップル、パパイヤ、マンゴスチンなど南国フルーツは日本の10分の1の値段で購入できますので、フィリピンだからこそ安いものを探してみるのもフィリピンの文化を知る近道かもしれません。
食生活
揚げ物中心、最近では日本食ブームも
著しい経済発展を遂げているフィリピンですが、まだ発展途上国の一面も色濃く残っています。特に衛生面は徹底されておらず、とにかく油で揚げて仕上げるような思想が強いためフィリピン料理のほとんどは「揚げ物料理」といっても過言ではありません。最近は揚げ物ばかり食べるのは健康に良くないと考える人も増えてきてヘルシーな日本食がブームとなっています。
交通
電車はマニラのみ
鉄道網が整備されているのは首都マニラのみ。その他の都市ではジプニーという派手な装飾が施された乗り合いバスが現地の方の足となっています。初乗り8ペソ(約20円)ととても安く魅力的ですが、大都市では犯罪の温床とされているため、マニラやセブへの滞在の場合はタクシーを利用するようにしましょう。ジプニーやタクシーのほかにはトライシクルという自転車タクシーもあり、1台に10人近く乗っていることもめずらしくありません。ぜひ見かけたら何人乗っているのか数えてみて下さい。
医療
海外旅行保険加入は絶対必須
慣れない土地での生活は気付かないうちにストレスがたまります。また、フィリピンの衛生環境は完全には整備されていないので飲み物や生もので体調を崩すことがあります。学校によっては入学の条件に海外旅行保険への加入を設定している学校もあるのでご注意下さい。
携帯電話・インターネット
プリペイド式の電話とWi-Fiを賢く利用
基本的に学校ではwi-fi環境を整備していますが、日本のwi-fiの3分の1程度の速度と言われています。台風やスコールの後は一時的に利用できなくなることもあります。フィリピンの携帯電話はプリペイド式になりますので、長期滞在の方や電話も利用したい方は携帯電話の購入をおすすめ致します。
治安
治安の良し悪しは場所によって変わります
フィリピン=治安が悪い。というイメージが強いですが、治安の良し悪しは都市によって異なります。大都市ではストリートチルドレンによる引ったくりやスリなども頻繁に報告されていますが、ダバオやバギオなど犯罪発生件数が日本の地方都市を下回る場所もあります。しかし、治安がいいといわれている都市でも常に防犯意識を持って生活することは大切です。