スペイン生活について
滞在方法
主な滞在方法：ホームステイ、学生寮、シェアアパートメント
語学留学の滞在方法は現地の家族と一緒に暮らすホームステイや、学校が管理している学生用の寮やシェアアパートメントが一般的です。「アパートメント」は日本でいう「マンション」と似たような感覚の住まいで、留学生用のものはキッチン、リビングルームやバスルーム設備を共有し、1-3人部屋の寝室が割り当てられる形で利用されます。寮も似たようなシステムですが、自炊ができないなどの制限があることも多いので長期で行く場合は少し注意も必要かもしれないです。
物価
首都と地方とでは大違い！
マドリードなどの大都市では物価は高くなりがちで、逆に地方の小規模な町では安く、生活費をかなり低めに抑えることができます。語学学校の費用も様々で、「大手グループ校・個人経営」「都会・地方」などの特徴や要素を考えながら自分の予算に合うものが選べます。
食生活
日本人にも馴染みやすい味？食事の時間帯には驚くかも
スペインで生活する上でカルチャーショックになるかもしれない点はランチや夕食の時間が日本と比べて遅いことです。朝は簡単に済ましてお昼はしっかり取り、夜（午後8時以降の夕食は一般的）はまた軽くという流れです。メインの食事はコース式で出ることが多く、量が多かったり味が濃いと感じることはあるかもしれません。しかし、使われる食材自体は肉、野菜、魚介類や米など日本人にも馴染みのあるものが多いので調理と味付け次第では自分好みに自炊をするのも可能です。
交通
大都市は交通も便利。小さな街は歩きで十分かも
マドリード、バルセロナやバレンシアなど発展している街では地下鉄やバスなどの公共交通機関がリーズナブルな料金で利用できます。小さい町では交通は不便になりがちですが、歩いて回れるくらいの規模であればあまり気にならないかもしれません、国内の都市から都市へと移動する際は高速鉄道のAVE（アベ）がマドリードを中心に色んな主要都市へ走っていて便利です。
医療
公立・私立の医療機関があちこちに
スペインの医療制度は比較的安定していて、公立・私立の医療機関があちこちに設置されています。かかる費用が高くなるのが心配な方は海外旅行保険の加入がお勧めです。到着後に事前加入した保険の期間が切れるなどの事態があった場合は現地で民間の保険会社のプランに加入することも可能です。頭痛薬など一般的な薬はスーパーマーケットや薬局などで購入できますが、自分の体質に合うかどうか不安であれば念のため日本から持って行くと安心です。
携帯電話・インターネット
プリペイド式の携帯電話も広く普及
スペインでは現地で使える携帯電話がわりと簡単に購入でき、プリペイド式のものも広く普及しているので契約をするには滞在期間が短すぎる学生でも買えます。インターネットアクセスはそれほど不便ではなく、ほとんどの学校にはインターネットが繋がっているコンピューターやWi-Fiが設置されていて利用できます。街中に出るとカフェやバーの無線LAN（Wi-Fi）が利用できます。セキュリティのためには公共Wi-Fiを使う際は情報記入などには注意して、使用後は接続を断つことをお勧めします。
治安
田舎はとても安全。都市部では注意を怠らないように
観光地でもあるマドリードなどの大都市では観光地ならではの軽犯罪が頻繁に起こりえます。対照的に都市部から離れていて喧騒のない田舎地方の町の多くはとても安全です。しかし、それでも油断は禁物。夜に人通りのない場所はなるべく歩かない、戸締りはしっかりするなど基本的な防犯対策は忘れないようにしましょう。スペインの活気溢れるナイトライフを楽しむ際もスリ、置き引きなどに遭わないようナイトクラブやレストラン、バーなど観光客や人が多く集まる場所ではくれぐれも持ち物の管理を怠らない、また無用心な行動は取らないように。
