ビジネス英語ならTOEICよりもBULATS
- 今、日本でも受験者が急増しているBULATS(ブラッツ)という英語検定試験を知っていますか?BULATS(ブラッツ) は、EUを中心として広く世界に普及しているビジネス英語能力テストですが、「実際の仕事で使える本物のビジネス英語力」が付くと人気急上昇中です。
こちらのページでは、BULATSの特徴、受験のメリット、同じビジネス英語検定試験であるTOEICとの違いについてご紹介します。
仕事で使えるビジネス英語が身に付くBULATSとは
BULATSとは、ケンブリッジ大学英語検定機構が始めた「実際のビジネスシーンに必要な英語でのコミュニケーション能力を測る試験です。勉強すれば、実際に仕事で使えるレベルのビジネス英語力を身に付けることができるのが、BULATSの大きな特徴となります。その特徴通り、この試験では、「読む」、「書く」、「聞く」、「話す」というビジネスの現場で使う全ての技能を測ることができ、問題自体も「職務遂行レベル」の測定に役立つ実践的な問題構成になっています。
また、BULATSはヨーロッパ統一英語基準で判定するので、日本国内での英語レベル評価ではなく、どの国の人たちとも同じ基準で英語力をはかる事が可能です。
BULATSを受けるメリット
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実際に仕事で使えるレベルのビジネス英語力が身につく
他のビジネス英語の試験は実際の現場で使う英語より易しい難易度だったり、「読む」、「書く」、「聞く」、「話す」という4技能を全て測れないのも多いので、実践的なビジネス英語力を身に付けたい人にはとてもおすすめです。
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海外の会社に就職、転職する時に有利になる
BULATSではヨーロッパ統一英語基準で判定するので、日本国内での英語レベル評価ではなく、どの国の人たちとも同じ基準で英語力をはかる事が可能です。そのため、海外の会社では、就職、転職などの採用の際に、BULATSのスコアを見る企業が多くなっています。
海外の企業に就職、転職したいのであれば、BULATSのスコアを持っていると、世界基準でのビジネス英語力を証明できるので、かなり有利になるケースがあります。 -
日本の企業の就職活動、転職活動でも有利になる
BULATSは、実際の職務遂行レベルで役に立つ実践的なビジネス英語力を測れるということで、採用の際に参考にする日本企業も多くなってきました。実際にBULATSは、三井物産、三菱商事、住友商事など、海外勤務などもある総合商社にもすでに導入されています。他にも日本の大手企業がこぞって導入しているので、今後ますます注目されていくことは間違いないでしょう。
BULATSとTOEICの違い
同じビジネス英語力を測る試験であるTOEICとBULATSの違いですが、まずはじめに、BULATSは、「読む」、「書く」、「聞く」、「話す」の4技能を測れる試験ということがあります。TOEICにはSWテストというスピーキングとライティングに特化した試験もありますが、多くの人がイメージするTOEICは、リーディングとリスニングのみを測るテストです。そして、リーディングとリスニングのTOEICで高得点でも、英語でコミュニケーションを全く取れない人は多いです。試験では高得点を取れるものの、実際のビジネスシーンでの会話ができない人が多いということになります。「TOEICで800点以上の日本人ビジネスパーソンを調べたところ、56%が国際ビジネスに必要とされる話す能力を持っていなかった」というデータもあります。そのような背景もあり、BULATSを導入する日本企業が増えてきています。その他の違いは、BULATSの方が実際の職務遂行レベルで役に立つ英語力を養成できるという点です。TOEICは難易度が易しかったり、実際の現場で使うビジネス英語力に直結しないところも多々あります。TOEICのスピーキング、ライティングテストも受けるのであれば「話す」、「書く」という技術に関しても測ることはできますが、BULATSではさらに「仕事で使える英語力」ということに重点を置いているため、英語での「交渉力」「会話力」なども測れる試験になっています。そのため、より実践的なビジネス英語力を身に付けたい人にとってBULATSは非常に魅力的な試験です。
更に、BULATSは世界での認知度が高いです。TOEICは受験者数は多いですが、国籍で見れば日本人と韓国人の受験者が大半を占めていることもあり、世界での認知度は低いです。BULATSに関しては、ヨーロッパ統一英語基準で判定することもあり世界基準で英語力を判定できます。また、世界各国での認知度は高まってきているので、海外の企業に就職したい人にとって、BULATSのスコアを持ってることはかなりの強みになります。