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お名前 K.Mさん 職業 社会人 滞在国・都市 台北 コース名 華語センター 学校名 東呉大学 期間 2021年9月頃から49+週間
- なぜ留学しようと思いましたか?
- 私は既に大学を卒業し社会人を経験した上で留学を決めましたが、主な理由は二つです。
一つは大学で専攻していた書道を現地で学びたいと思ったから。
もう一つは社会人として働くうちに外国の方と関わる事が増えたり、転職にも有利であったり、総合的に第二言語の必要性を感じたからです。
中国語は多くの仕事で役立つ可能性があるにも関わらず英語に比べて勉強している人の割合は少ない印象だったのでかなり重宝されるのではと思いました。
途中で仕事を辞めて海外へ行くことは少し勇気がいるように思いますが、語学力を身につける自己投資の期間として一年間の留学を決意しました。
台湾を選んだ理由は新日国家で知られており、初めての留学でも家族も自分も比較的精神的に安心できると思ったためです。
- 留学前にしておけば良かったことは何ですか?
- 自分が行く予定の語学センターのテキストを可能であれば先に知っておき、日本でも手に入れられるなら買って予習をすることです。
レベルによってクラス分けされている語学センターが多いのですが。予習していれば初めから少し上のクラスに行ける事もあります。
現地で0から学びたい方は予習無しでも問題は無いかもしれませんが、日本語を使って教えてくれる先生はかなり少ない印象なので日本で中国語教室に通いながら並行して語学センターのテキストを予習していれば留学開始時点から、かなりスムーズに勉強できると思います。
あとは沢山中国語の動画や映画を見て、何を言っているかわからなくても耳を鳴らす事です。
現地についてから聴き慣れない中国語が飛び交い、環境がガラッと変わった感じがして少し焦ってしまうと思いますが、日本にいるうちから中国語のリズムだけでも耳に馴染んでいると現地についてからのリスニング力も伸びやすくなると思います。
- 留学時にかかった費用はいくらくらいでしたか?
- 健康診断、ビザ申請や必要であればパスポート更新などの手続き系は2万円以内だったかと思います。
任意保険は入りませんでしたが、そのかわり薬などを含めて衣服などの日用品の準備に3万円〜5万円、
飛行機は2万弱程度でした。
隔離ホテルのデポジットで7000円程度
準備総額10万前後です。
その後現金として30万円を台湾ドルに換金しておきました。
- 留学してよかったことは何ですか?
- 日本で月2回、1年近く中国語を勉強していましたがその量を1ヶ月程度でマスターできる勢いで勉強効率があがります。日本だとどうしてもだらだら続けてしまうのですが一日3時間を週5日続けるとかなり効果を感じられます。
また、先生は全て中国語で授業を解説し始めは聞き取りが難しいですが慣れてくると聞き取れるようになり気がつくと台湾の友達を作って電話もできるようになりました。
日々中国語に囲まれて生活できるのと、語学センターの中なので沢山の国の友達と知りあい国際交流が出来ます。3ヶ月以上の長期の場合習い事を見つけたりより現地の人の生活に近い体験をできるのは旅行と異なり留学した人だけが得られる経験だと思います。
- 留学期間中つらかったことはありましたか?
- 日本語が話せる人がとても多く町中で日本のチェーン店を見かけるので、ホームシックになることはありませんでした。
食に関しても、日本食はかなり身近にありすぐに日本料理店を見つけられます。しかし一般的な台湾の小さなレストラン(小吃店)などや夜市など油物が多いので胃の調子が悪くなる事もあります。
また、気候の問題で蚊や虫がどうしても多いのと、カビが生えやすく除湿機を買うか現在も悩んでいますがそうした生活面での辛さはありました。
他には特に思いつきません。
老若男女優しく熱心な人が多いので困ったら人に頼りやすいです。
(勿論どの国にも危ない人はいるのでそれは気をつけてください)
- 滞在先はいかがでしたか?
- 語学センターの上の階にある4人部屋の寮に住んでいます。
日本人と同じ部屋になるとは限りませんが皆ルールを決めたり、守ったりして生活しているので特に不安はありません。4人部屋の場合シャワールーム、ランドリー、洗面所、トイレは共同です。
2人部屋の場合シャワールーム、洗面所、トイレは部屋にあります。
値段も安く広さに問題を感じたこともないので、4人部屋もかなり人気な印象です。
2人部屋から4人部屋など、引っ越す事も可能です。(空きがあれば)
一階のロビーではご飯を食べたり寮のメンバーでパーティーを開く事もあります。
同じく一階にはキッチンと冷蔵庫があり自炊も可能です。外食文化なので自炊しなくても金銭的な差はあまり無いかと思いますが健康の為、自炊している子も多いです。
また、個人的に自然に囲まれた屋上の見晴らしが良くお気に入りです。布団や服などを干すことが出来ます。
台湾は湿度の高い日が多いので晴れた日に布団が干せるのはありがたいです。
東呉大学の学生が男女数名、寮管理のアルバイトをしており事務室の時間外でも困ったことがあれば相談できます。
アルバイトは日本語学科の生徒が多いためとても流暢な日本語で案内してくれたり、友達になって中国語の練習に付き合ってくれたりとても良い関係を築けると思います!
- 留学された学校の良かった点や悪かった点は何ですか?
- 比較的小規模なので先生による丁寧な指導が得られる。
事務室も生徒の顔をしっかり覚えてくれているので何かと安心です。
寮が教室の上の階にあり起きたらすぐ登校できるのも便利で時間の節約にもなります。
悪かった点は小規模の分、クラスや先生の数がそこまで多くないので1つのクラスの中での生徒のレベルのバラつきが時々発生することと、少しだけ上のレベルのクラスに移りたくても1つ上のクラスでもレベルが異なりすぎて、自分にぴったりのクラスが無い恐れがあります。ただ、事務室に相談すれば対策を考えてくれると思うのでそこまで心配しなくても良いかもしれません。
- なぜ留学センターDEOWをご利用されましたか?
- 最初に留学を決意してネットで検索したときのトップに出てきて、そこから留学相談まで非常にスムーズに対応していただけたので安心してお任せできると思い決めました。
- 帰国後、留学経験が役立ったと思うときはどのようなときですか?
- まだ帰国していないのですが、履歴書に台湾華語のテストTOCFLの資格が書ける事、中国語のドラマや本が分かるようになること、インバウントの接客などに役立つことです。
- これから留学される方へ一言お願いします。
- とにかく健康管理を徹底して、日本にいるうちから健康な体と生活習慣を整えておきましょう!
勉強は焦らずとも日々YouTubeなどでリスニングの習慣をつけていれば3ヶ月ほどで効果を感じると思うので楽しみながら頑張って下さい!
- コロナの影響で留学計画を途中で変更等しましたか?
- ビザが解禁されず、本来の予定より一年遅れで出発しました。
既に仕事を辞めてしまっていたのと、ビザがいつ解禁されるか分からないため正社員に戻れず短期アルバイトをしながら待機しておりました。
この時期を利用して勉強したりやりたかったアルバイトを経験したり自分と向き合う時間にできたと思います。
ただ、ビザが解禁されるまではっきりした情報が入ってくることはなく、出発の約2ヶ月前に知るまではずっとやきもきしていました。
- 留学中にロックダウンやオンライン授業は体験しましたか?
- 今まで感染者数がかなり少ないことで有名な台湾でしたが5月初め頃から爆発的に増え、オンライン授業となりました。一週間単位で語学センターはコロナの様子を見つつ普段の授業を再開するか決めていました。
ロックダウンは経験しておりません。
イベントなどが中止になることも多かったですが個人的な旅行などの制限は特にありませんでした。しかしマスクなどの防疫措置は国民がかなり敏感に意識しているように思います。
- 現地の街の様子はどうでしたか?
- コロナ禍で本来行こうとしていた書道教室が閉鎖してしまったことが非常に残念でした。また西門や九份など本来外国人観光客の多い場所は以前の感覚で行くとかなり寂しく感じる事もあります。(特に平日)
コロナそのものよりかは、コロナによる不況による閉店などもあるように感じました。
しかし、個人的には日本人観光客が少なく現地の人が多いためちゃんと留学をしに外国に来たんだな、という実感が湧きました。
コロナについてを除いての様子といえば、街は比較的綺麗です。
台灣はゴミ収集車が来た時に直接車にゴミを入れるルールがあるので基本的にゴミ捨て場などが無く想像してた何倍も綺麗な印象でした。また、交通機関も非常に便利かつ綺麗です。
慣れてきたらバスに乗ってみるとさらに便利だと思います。
コロナの影響は少なからず感じますが、それでも生活、遊び、勉強に不便を感じた事はありません。
国民のコロナ防止への意識が高いと思うので公共の場でのマスク着用など、特に意識して徹底した方が良さそうです。