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ニュージーランドの花火事情

日本では夏の風物詩である「花火」は、ニュージーランドでは11月に3日間だけ販売が許されている、普段は禁止物です。
その3日間はどこもかしこも花火が打ち上がっています。
今となっては、ただの「花火の日」のようになっていますが、何を記念した日なのか、そのルーツを解説していきます。

花火が普段禁止されている理由

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実は正確にいうと細かい条件はありますが1年中花火はして良いことになっているそうです。では、なぜ年に3日のみと言われているかというと、花火の「販売」が年に3日しかできないからです。
また、海外からの持ち込みも禁止されているので実質できるのが年に3日というわけですね。
そもそもなぜ禁止されているのかというと、大きい音や光が牛や羊などの家畜のストレスになるからと言われています。
酪農国らしい理由ですね。
あとは火事の原因になることもあげられているようです。
年に3日ですら火事が問題視されています。ただでさえ非常に自然や環境に気を使っているニュージーランドですので火気を厳しく取り締っているというのは納得です。

花火が許可されているのは何の日?

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花火が許可されているのは11月5日前後。この日は「ガイ・フォークスデー(ガイ・フォークスナイト)」という祝日です。
そもそもこの日はガイ・フォークスという実在する人物が起こそうとした事件を未然に防げたことを記念している日なのです。

1605年当時の国王ジェームス1世がカトリックを弾圧したことからカトリック教徒であったガイと共謀者達は国会議事堂を爆破することを企てました。しかし、それが何者かによって密告され決行日であった11月5日に実行役であったガイが捕まり、国王たちは事なきを得ました。その後、ガイは拷問の末処刑されました。

そして爆破を未然に防げたことを記念して花火をあげるようになりました。

この日は何をする?

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もともとはイギリスのお祭りですが歴史的につながりのあるニュージーランドも祝日とされています。
イギリスでは子供達が作ったガイと呼ばれる人形を一日引きずり回し、最終的に燃やすということをやっていたそうですが、今はもうただの花火大会のようになっています。ニュージーランドでも同じように人形を燃やしたりなどという光景は目にしません。

年に3日だけ販売が許された花火を購入し、各々がやりたいところで花火をやるという印象です。
自分で購入しなくとも街を歩いていればいろんな所から花火があがっているのを見ることができます。
また、もう1つ印象に残っているのはガイフォークスデー付近、つまり11月5日付近は大学生の試験期間でもあります。なので、くれぐれも大学や大学の寮の周りで打ち上げるのは控えましょう(笑)

ちなみに、あの有名な国際的ハッキング集団「アノニマス」の象徴とされているこのマスクは元々はガイを象徴していたものと言われています。
国の習慣や伝統というのは非常にその国の考えや歴史を感じられます。イギリスと深い関係があったからこその祝日や酪農国であるからこその取り締まりなど、一言にイベントと言うにはもったいない程様々な情報が盛り込まれています。ニュージーランドに関わらず他の国へ留学に行く際はイベントや祝日の意味をしっかり理解して過ごすことでその国を知ることにも繋がるので是非、調べてみて下さい!!


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