アメリカ生活について
滞在方法
主な滞在方法:ホームステイ、ドミトリー、ハウスシェア
初めて留学される方には現地の文化や生活を直に体験できるホームステイがお勧めの滞在方法です。地域などによって色んな家庭環境がありますが、大都市に行くとステイ先の「ホーム」が一軒家ではなくマンションであったり街の中心部から離れた場所にあることは一般的です。また食事は「朝のみ」となっていることも多いので、特に長く滞在する場合は自炊は可能かどうか、外食の場合はかかりそうな費用などを確認、予想しておくと良いです。
ドミトリー(寮)はキッチン、食堂、バスルームなどを共有する学生同士のシェアという生活環境ですが、費用が比較的高くなることが多いので、長期留学の場合はハウスシェアを検討するのも良いでしょう。家賃など高くついてしまう料金を数人で分けて負担するので、費用を抑えてそれなりに充実した設備と自分の部屋が確保できます。
物価
日本と比べて高め。でも、地方に行くと安く抑えられます!
日本と比べて物価は高い方ですが、これも地方によって変わったり、その州の税金の法律などにより変化します。語学学校の費用ひとつを取っても高い学校と格安校の差はとても大きいです。食べ物や日用品などはまとめ買いをすると割安になることがあるので、友達やハウスメートと一緒に買うとお得で、量が多すぎて無駄になる事態も避けられます。
食生活
近年では食文化も多様に。まさに「アメリカン」な味も健在
アメリカを代表するメニューはもちろん街角や家庭で味わえますが、近年では国内に住む外国人の数も多くなった影響もあって特に都市部の食は多様、日本食の文化も広がっています。ホームステイ先での夕食や外食の際に出てきた料理のボリュームの多さに驚くことは多々あるかもしれないですが、無理をしてまで全部食べるプレッシャーを感じる必要はありません(アメリカの飲食店は食べ切れなかった分をお持ち帰りすることに関しては、日本のものと比べて寛容的です)。
交通
大都市は公共交通が充実。地方では車が手放せません!
ニューヨークなど人口が多く密集している街ではバスや地下鉄といった公共交通が発達していて移動に困ることはあまりないです。しかし、地方に行くと車がないと生活が非常に困難であるのはよくある状況なので、運転免許を持っていない、または外国での運転に慣れていない方は留学先の都市を検討の際はそのことを考慮して選ぶように。
広いアメリカの国内移動には飛行機も重要な交通手段のひとつ。各地に多くの空港があるので、出発点、目的地や距離などに応じて使い分けるのがポイントです。
医療
医療保険は絶対必須!
アメリカは他の先進国と比べて国民保険制度が充実しているとは言い難く医療費も高額なので、もしもの時の経済的な負担を最小限に抑えるためにも海外旅行保険の加入は必須です。頭痛薬など一般的な薬はスーパーマーケットや薬局などで購入できますが、自分の体質に合うかどうか不安であれば念のため日本から持って行くと安心です。携帯電話・インターネット
プリペイド式の電話とWi-Fiを賢く利用
現地で携帯電話を購入、使用するにあたっては通信会社との契約プラン、または課金制のプリペイド式のプランがありますが規定上の制限から留学生はほとんどの場合プリペイドで使います。会社によっては日本で使っている携帯電話のプランを海外用のものへの変更など、使い慣れた電話を留学先でも続けて利用する方法もあります。インターネット接続に関しては、学校、レストランやカフェなどの公共の場では無料で使えるWi-Fiが設置されていることが多く、自由に利用できます。
治安
治安の良し悪しは場所によって変わります。最低限の注意は忘れずに
生活のしやすさや安全は地域によって大きく変わりますが、観光客などが集まる都市部、大きなターミナル駅や空港の周辺ではスリなどの軽犯罪が多発するので油断は禁物です。日本とは違うこと、慣れない環境にいることを忘れずに貴重品の管理はしっかりする、危険なエリアには一人で行かないなど常に最低限の注意を払って行動するように心がけましょう。