セブ島留学:日本人が少ない学校について
- 留学する学校は日本人が少ない方が良いのか、これは、留学生にとって永遠の命題だと思います。しかし、フィリピン留学に関しては、必ずしも日本人が少ない学校のほうが良いわけではありません。フィリピン留学で英語力を伸ばすポイントは別にあり、日本人が少ない学校に通うかはあまり重要な問題ではないためです。
こちらのページでは、フィリピン留学の現状と、英語力の伸ばし方についてご紹介いたします。
なぜ、必ずしも日本人が少ない学校である必要はないのか?
日本人が少ない学校に行くべきと言われる理由は、英語力を伸ばすために日本人とは極力関わらず、授業時間外でもたくさん英語を話す機会を持った方が良いというものです。しかしながら、フィリピン留学の特徴として、授業時間が非常に長いというのがあります。学校やコースにもよりますが、平均して一日6-8時間程度の授業時間となっています。また、フィリピン留学はマンツーマンレッスンが多いため、授業中に英語を話す機会が非常に多いです。つまり、フィリピン留学ではわざわざ授業時間外で英語を話そうとしなくても、授業内で十分すぎるほど英語を話すことができます。
一方、欧米系の国の留学では授業時間が少なく、基本的にはグループ授業なため、積極的に参加しなければ英語を話す機会が少なくなってしまいます。
あれ!?ただ、英語話してるだけじゃ英語力伸びないかも
フィリピン留学では英語を話している時間が長いとはいえ、ただ話しているだけでは伸びる英語力に限界があります。なぜなら、ただ英語を話しているだけでは、自分の知っている単語や表現しか使えないので、新たな英語フレーズが増えないためです。つまり、英会話力はただ話しているだけでは伸びません。もちろん全く無駄ということはなく、英語に話すことに慣れたり、恥じらいがなくなるというメリットはあります。しかし、それ以上の英語力を目指す場合は、自由な会話では限界があります。英語を使って人とただ自由に会話することを、フリートーキングと呼びます。フィリピン留学を失敗した人が失敗談としてよく挙げるのが、このフリートーキングのみをたくさんしてしまったということです。では、英語力を伸ばすにはどうすればよいのでしょうか?
授業の復習が大事!
フィリピン留学に関しては、日本人が少ない学校に行って、授業が終わった後に現地の人と英語でひたすら話すよりも、授業の復習をして知らなかったフレーズ、言えなかったフレーズを覚えた方が効果的です。実際に、留学生の方には短期間のフィリピン留学でも復習をし続けたことで、留学前は全然英語を話せなかった状態から、現地の人と何の苦もなく英語を話せるようになった人が大勢います。特にフィリピン留学は授業時間が長いので、授業後には復習しなければいけないことが山積みです。それらの復習をしないと、自分の中に新たな英語表現の蓄積が全く増えず、ほとんど英語力が伸びないまま留学期間が終わってしまいます。
そのため、分量が多くて大変ですが、授業の復習は最優先でおこなうのがおすすめです。
もちろん、日本人が少ない学校も魅力的です!
日本人が少ない学校に行くこと自体は、悪いことではありません。むしろ日本人が少ない学校に行って、外国人と交流しやすい環境に自分を追い込むのはとても良いことです。現地の人の方との交流は、日本以外の文化を肌で感じるよい機会です。また、場合によってはあまり知られていない美味しいレストランなど、現地ならではの情報を教えてもらえることもあります。日本人の少ない環境は、そのような現地の人達との交流の中から文化の違い、新たな価値観などを学ぶチャンスを生み出すきっかけになるでしょう。
そのため、日本人が少ない学校に行き、外国人と交流しやすい環境を作ることは、良い選択肢の一つです。英語力を伸ばす点でも、外国人と話している時に言えなかったフレーズなどを覚えておいて、後から調べるとスピーキング力がアップします。