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2017/09/13

トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム第3回留学成果報告会 見学参加レポート

官民協同のもとで2013年に開始した留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」。東京でオリンピック・パラリンピック競技大会が開催される2020年までに、海外留学生の数を倍増させることを目標に始まったもので、主な取り組みに、日本の代表として海外に発つ若者たちを支援する、「返済不要の奨学金の授与」があります。

先日(2017年9月8日金曜日)、今後の日本を背負うだろうと期待される帰国したトビタテ生の中からさらに厳選された代表による、「留学成果報告会」に見学者として参加してきました。
皆様の活動についてのプレゼンテーションや今後の目標について聞いていると、その意思の強さや意識の高さに圧倒されるばかり...!今までに多くのお客様の留学をサポートしてきた代理店としてもとても良い刺激を得られた1日になりました。

今回のコラム記事では、当日の様子についてレポートしていきたいと思います。

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1、第3回留学成果報告会

今回の報告会の会場となったのは東洋大学 白山キャンパス。成果報告をするのはもちろん、受付や会場内の案内係なども、トビタテ代表に選ばれた学生の方々が務めていらっしゃり、すでに「留学コミュニティ」の空気感がありました。

キャンパス内にもこのように、トビタテのポスターがずらっと並び、グローバル人材が必要となる世界的イベント、東京2020年のオリンピック・パラリンピックの旗も飾られていました。

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other20170913-3 そして、報告会の開会式で1日の流れについて。

まずは、コース(※1)ごとにキャンパス内の教室で分かれてトビタテ生が自身の留学成果のプレゼンテーションを行います。各教室にはトビタテの支援企業からの審査員がいらっしゃり、中でも特に高評価を得た学生は、追ってキャンパス内の講堂で、より多くの参加者の前でもプレゼンテーションをすることになります。

※1 大学生の「理系、複合・融合系人材コース」「多様性人材コース」「新興国コース」「世界トップレベル大学コース」「地域人材コース」、そして「高校生コース」

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プレゼンテーションが終わったら、今度は発表を終えた学生によるポスターセッション。代表学生同士の交流や質疑応答の場となります。
ポスターセッション中は、トビタテ生に課せられる、日本の良さを海外に発信する「アンバサダー」と、帰国後に留学の魅力を周囲や後輩学生に伝える「エヴァンジェリスト」、そして自身の在学校内でのエヴァンジェリスト、「学生ブランドマネージャー」としての活動内容をアピールする資料も閲覧でき、特に良いと思ったものの投票も行われます。一番多く票を得た学生には特別賞も!

そして、その後は各教室ごとの審査員に選ばれた学生が再度、講堂でプレゼンテーションと、ポスターセッションが行われます。
1日の締めくくりは各賞の発表。特別審査員により選ばれた「最優秀賞」「優秀賞」「優良賞」「高校生特別賞」と、ポスターセッション中の投票で選ばれた「アンバサダー」「エヴァンジェリスト」「学生ブランドマネージャー」特別賞がここで発表となります。

2、教室別プレゼンテーション

早速、プレゼンテーションが行われる教室へ向かいます。

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今回、注目したのは「高校生コース」のトビタテ生です。
高校生コースの募集が始まったのは2015年で、報告会に参加していたのは2期生の方々。

それぞれが留学中に気づいたことや感じたことについてとても熱く語ってくださり、そのあまりの力強さに、留学エージェントという立場さえも忘れるほどに、一個人としてのめり込んで聞き入ってしまいました。(写真はプレゼンテーションのスライドを数枚)

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「3週間で変わりました!」
トビタテ生が留学の経験や魅力を発信するハッシュタグ「#トビタテだいす期」、「僕が作りました!」
「高校最後の文化祭を放り出してきています!」

などの自信たっぷりのアピールを含めて、みんなが個性豊かに発表していきます。

持ち時間は1人5分。留学を通じて得たたくさんのことを発表するにはあまりにも短すぎる時間に思えましたが、より詳しくお話が聞けるポスターセッションが楽しみになる時間となりました。

3、ポスターセッション

報告会に参加していた学生それぞれが、成果発表をまとめたポスターを展示、隣に立って質疑応答などに臨む時間です。
会場はキャンパス内の食堂。中央の柱には、特別賞の投票設置がされています。

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ポスターセッション中は特にその発表内容に感銘を受けた高校生の皆様に話を聞いて回りました。
質問はもちろんですが、個人的に伝えたいメッセージや体験談、海外こぼれ話などもさせて頂き、楽しく、話が弾み充実した時間となりました。

皆様のポスターには、応援のコメントを書いた付箋を貼っていきます。セッションが進むにつれ、プレゼンテーションを聞いていた見学参加者や、発表者として参加している他の高校生や大学生の方からのメッセージがどんどん増えていきます。

そして、ポスターセッションが終わると、各教室の審査員から代表に選ばれた学生の発表です。
高校生コースから選ばれたのは、アカデミック(ショート)コースでカナダ、ビクトリア州に留学に行った、中村学園女子高等学校2年生の鎌田あみさん。
プレゼンテーションでは、カナダ現地で気づいた「多様性」と、対照的に日本社会に深く根付いている「ジェンダー」の縛りについて発表し、LGBTQ(性的マイノリティ)や女性が自由に活躍できるフレキシブルな日本を実現させたいと強く語ってくださいました。(以下の写真は鎌田さんのポスター)

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4、代表プレゼンテーション

代表プレゼンテーションでは、各教室の審査員が選んだ学生が再び発表をします。
今度は観客席には見学参加者や報道陣だけでなく、惜しくも教室代表にはならなかった他のトビタテ生もいます。しかし、大勢の前にも緊張を全然見せず、選ばれた代表の皆様は堂々と成果報告をしていきます。

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他の教室の代表に選ばれた学生のプレゼンテーションも見ることができ、また新しい刺激を得られました。

終わったら、授賞式前に教室代表の皆様によるポスターセッション。トビタテのプロジェクトをご支援頂いている企業団体の関係者の方も、熱心に気になる学生をアプローチしてお話を聞いていました。

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5、授賞式・閉会式

そして、長いながらもとても充実した1日を締めくくるのは、各種受賞です。

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今回「最優秀賞」に選ばれたのは、多様性人材コース、日本大学商学部4年生の桐本滉平さん。「輪島塗」を世界へ発信する活動について真剣に話してくださいました。

授賞式後には、文部省や支援団体の関係者からのスピーチです。
日本代表として選ばれたトビタテ生の中からさらに厳選されて招待された発表者のプレゼンテーションを聞き、皆様とても熱いものがこみ上げてきたきたようでした。政府や留学業界の関係者としての立場を超え、個人的にもこのキャンペーンと、日本代表となった学生を応援したいという思いが滲んでいるのを感じられる時間になりました。

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もちろん、トビタテ生としての活動が終わっていません。それどころか、ある意味まだ始まってすらいない、という現実があります。
しかし、代表に選ばれた学生には期待できる、と思える報告会でした。発表をしてくださった皆様、お疲れ様です。そして、今後のご活躍をお祈り申し上げます。

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最後は、(残念ながら写真はございませんが)トビタテ生にはお馴染みの「あの」ポーズの集合写真で終わりました!

  • まとめ
グローバルな人材が益々求められるようになる今、「留学」もより身近で当たり前のものになっていくことも見込めます。
トビタテ!留学JAPANはそんな時代背景の中で、意欲と能力のある学生を支援するプロジェクトです。
今回の見学参加では、留学に行きたい学生をサポートをする留学エージェントとしても、個人としても感銘を受けたことが多く、改めて留学の魅力に気づかされたものになりました。
当社留学ワールドでも、トビタテ生だけでなく、意思ある方全ての留学と、業界自体をより盛り上げるべく、今後ともより力を入れて活動していきたいと思います。

2017/08/10

その国の色んな顔が見れる!多都市留学のススメ

留学に行くにあたって、とても大事なポイントの一つが「場所選び」どの国に行くのか、もそうですが、さらにどの街にしようかという判断も重要。
どこだって同じじゃないか、と思うなかれ。例えば日本の場合は東京・大阪・京都などを全部一括りにしてはならない!のと同じように、外国の都市もそれぞれがとても個性豊かで、「〇〇=その国のすべて」と思い込んでしまっては危険です!

より広く視野を拡げ、行き先の国をより深く味わってみるには、ぜひ、数ヶ月をかけて複数の都市を渡り歩いて勉強する「多都市留学」をご検討ください!

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まずは相談してみよう!

1、「多都市留学」の概要

column-other20170810-1 「多都市留学」はその通り、一つの国で多数の街で学び、生活する留学のスタイルです。長期の語学留学にいい刺激とメリハリを、そしてより多くを見て、知って、吸収する機会を与えるもの。
色んな場所に行くうちに、最初の街では気づかなかった魅力を発見したり、より自分と相性が良い場所と出会えたりと嬉しい体験も待っているかもしれません。
時間の余裕と冒険心のある方は、ぜひ!

色んな都市に展開している「チェーン校」に通う
同じ運営管理の元で一つの国や、世界各国に複数の校舎を持つのが「チェーン校」です。こちらは、手続きを最小で抑えて多都市留学をするのにとても役立つ存在です。出発前の段階から複数の都市の校舎に通うように申込ができるのはもちろん、現地に到着してから場所を変えたい、と思った場合でも会社内でスムーズな対応ができるのも可能になるのが利点です。
国内の校舎移動は手数料無料でフレキシブルに受け付ける学校もあれば、転校手数料や、行き先変更に伴う滞在先手配料を再度取る学校もあります。また、同じ国内の校舎なら授業料は全部統一にしている学校と、校舎ごとで少しずつ料金が違う学校がありますが、後者の場合は都市を変えると授業料の差額が発生する可能性もあります。淀みなく移動してプログラムを終了するためにも、こういった細かい点はよく確認しておきましょう。

コンビネーションコースが受講できる「グループ校」に通う
各校の運営は別々だけど、生徒により豊かな経験をさせられるようにと、個人経営の学校が提携をしてグループを作り、お互いの校舎間の転校をスムーズにできるようにするのがグループ校のやり方です。
このような「コンビネーションコース」の場合は、最低申込期間が定められているなど、少しの制限があることが多いですが、時には「都市を移動する際の電車賃・航空券代を学校が負担してくれる」という特典がつくことも!考えどころですね。

2、複数の都市を回るメリット

column-other20170810-2 その国の色んな一面が見れる
色んな街に行くことで、同じ国の大都市、「古き良き」が残る可愛い町、辺り一面に広がる大自然や海、など、色んな顔と対面するチャンスが巡ってきます。そして、それがより深いその国の「理解」へと繋がるのです。
こればかりがこの国ではない、と実感できてこそ、その国を本当に「知れた」と言えるのではないでしょうか。きっと、挑戦しがいがあります。

常に新しい刺激が得られる
長期での語学留学には、特に後半に続いていくにつれ、毎日がパターン化してしまってマンネリ感に襲われるというリスクも出てきます。
しかし、環境が変われば、そこに適応しないといけなくなります。これはつまり、ちょっとした気持ちの刺激です。新しい場所に慣れないと、と意気込んでいくうちに、気付けば下がり気味だった語学学習のモチベーションも、初心に帰って復活しているかもしれませんよ!

少し留学費用も節約できる?!
都市が変われば物価も変わります。都市部より地方の方がホームステイ料金が安く抑えられたり、自炊生活をするにも食料品や日用品の値段が少し下がってきたりするので、長い留学期間中ずっと大都会にいるより、一部期間を地方で過ごした方が全体的に少しお得になる可能性もあります。
また、同じ学校の系列でも、地方都市の校舎に行くと授業料も少し安くなることもあります。数週間から数ヶ月、地方に通うとちょっと学費も浮くかもしれないですよ。

3、多都市留学するならこの学校?イギリス?

・Stafford House International / スタッフォードハウス
  • 回れる都市:ロンドン・ケンブリッジ・カンタベリー・ブライトン
2017年現在は世界展開している学校ですが、始まりはイギリスにあり、です。授業料統一なので、校舎間の移動もフレキシブル。

・British Study Centres / ブリティッシュスタディセンター
  • 回れる都市:ロンドン・オックスフォード・ブライトン・マンチェスター・ヨーク・エディンバラ
名前の通り、イギリス全体に広がる学校チェーンです。

・St Giles International / セントジャイルズ
  • 回れる都市:ロンドン・ブライトン・イーストボーン
高評価のセント・ジャイルズ。イギリスでは、大都市と海辺を満喫できるロケーションに校舎があります。

4、多都市留学するならこの学校?アメリカ?

・Language Studies International (LSI) / エルエスアイ
  • 回れる都市:ニューヨーク・ボストン・サンディエゴ・サンフランシスコ
安定した評判と実績の語学学校です。アメリカでは、主要都市をしっかり抑えて展開しています。

・EC English Language Centres / イーシー
  • 回れる都市:ボストン・ニューヨーク・ワシントン・サンフランシスコ・サンディエゴ・ロサンゼルス・マイアミ
アメリカの他にイギリス、カナダでも複数の校舎を置く大手チェーンですが、アメリカは7都市と、最多数です。

5、多都市留学するならこの学校?カナダ?

・ILAC / アイラック
  • 回れる都市:バンクーバー・トロント
カナダを代表する大規模な語学学校です。カレッジや大学進学の評判も良し。

・ILSC / アイ・エル・エス・シー
  • 回れる都市:バンクーバー・トロント・モントリオール
カナダ、アメリカ、オーストラリア、インド(!)に展開する学校で、カナダには主要都市3つに校舎があります。

・GEOS Language Centres / ジオス
  • 回れる都市:バンクーバー・ビクトリア・オタワ・トロント・カルガリー・モントリオール
カナダの英語圏とフランス語圏両方に校舎を置く学校で、合わせるときっとカナダの色んな姿が見れます。

6、多都市留学するならこの学校?オーストラリア?

・Navitas English / ナビタス
  • 回れる都市:シドニー・ブリスベン・パース・メルボルン・ダーウィン
オーストラリアでの英語学習と言えば!と、国を代表する語学学校です。試験対策や進学など、特に長期で通う学生に人気です。

・Kaplan International English / カプラン
  • 回れる都市:シドニー・メルボルン・パース・ケアンズ・ブリスベン・アデレード
多国に展開する大手学校ですが、オーストラリアの校舎もこの通り数が多いです。大学休学プログラムや進学にも定評ありです。

・Embassy English / エンバシー
  • 回れる都市:シドニー・ゴールドコースト・メルボルン・ブリスベン
オーストラリアを代表する都市にも校舎を置く、世界展開の学校チェーンです。

7、多都市留学するならこの学校?ニュージーランド?

・Language Schools New Zealand / ランゲージスクールズニュージーランド
・The Campbell Institute / ザ・キャンベル・インスティチュート
・Worldwide School of English / ワールドワイド
  • 回れる都市:クイーンズタウン・ウェリントン・オークランド
「コンビネーション」語学留学ができるパートナー校3軒です。あなたはどの順に回りたいですか?


8、多都市留学するならこの学校?その他の国?

フランス
・Eurocentres / ユーロセンター
  • 回れる都市:パリ・アンボワーズ・ラロシェル
スイスクオリティが評判の多国籍、多言語の学校です。フランスには校舎が3つ。大都会パリと、地方を満喫できるロケーションにあります。

France Langue / フランスラング
  • 回れる都市:パリ・ボルドー・ビアリッツ・ニース
40年以上の実績がある老舗フランス語学校。パリには2校舎あり、長期・短期で行くかによってどちらに通うかが変わります。

スペイン
・Enforex / エンフォレックス
  • 回れる都市:マドリード・バルセロナ・バレンシア・セビリア・アリカンテ、他多数
スペイン語圏でのスペイン語学習と言えばこの学校チェーンです。スペイン国内に多数の校舎を持つだけでなく、メキシコや南米にも学校が複数あります。

  • まとめ
旅好きの皆様、新しい発見や体験をしたいと考え中の皆様、いかがでしょうか?今度の海外体験は、言葉を学ぶだけでなく、全体としてその国について学ぶ、そんな「多都市留学」をどうぞ!学校選びの相談は、留学ワールドまでお気軽にお問い合わせください。

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