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お名前 小野 泰貴さん 職業 学生 滞在国・都市 フィリピン・セブ コース名 スパルタコース 学校名 CPILS 期間 2020年2月頃から4週間
- なぜ留学しようと思いましたか?
- 私が留学したのは大学4年生の2月初旬から3月初旬の一か月でした。大学3年生4月から勉強をし続けた公務員試験が無事合格し、大学4年生9月に終わりました。次に作った目標が2年間続けていたアルバイト先のアパレルショップで店舗内売上一位を取ることでした(私以外は社員さんで計15人程スタッフがいました)。この目標は12月に達成しました。そしていわゆる燃え尽き症候群になりました。すべてのことにやる気が起きなかったです。そんな時に友人から留学に行った話を聞き、私が求めていた次の目標はこれだと思い、話を聞いた週にDEOWさんにお電話をしました。そしてジムの設備があり(普段から週5回はジムに行っていました)、学習コースにスパルタコース(朝8時から夜9時まで授業あり)がある学校があると聞き、電話した次の週に留学に行くことにしました。要するに、1か月間という社会人になってからは挑戦することが難しく、客観的に見てスパルタコースが厳しい道に見えたので、留学を決意しました。
- 留学前にしておけば良かったことは何ですか?
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留学を決めかねている方へ:今留学をしない理由(もう少し話せるようになってから留学しよう等)を考える前に行動すべきだと思います。私が留学に行って最も変わったことは、『英語を話すことを目標と見做す』か、『ツールとして考える』かです。以前は英語を話せたらかっこいい、資格試験の点数を伸ばしたいと思い勉強していました。しかし今は『この人に気持ちを伝えたい』、『この人をもっと理解したい』と思うので英語を学びます。私は後者のほうがモチベーションも向上しますし、他の人が関わってくることなので、忙しい時も英語に触れるように努めることができると思います。そして今後の勉強時間を効率良く過ごすことができます。よって、私は留学前にすべきことより、早く留学に行くことの方が大切だと思います。
留学の申し込みをした方へ:基本毎日同じ先生に会うことになると思います。そうなると昨日起こったちょっとした出来事を話すことが多くなると思います。ですので、日常的に自分が感じた感情をどうやったら英語でも伝えられるか考えて生活することをお勧めします。きっと先生と友達みたいになれて、楽しい留学生活が送れると思います。
- 留学時にかかった費用はいくらくらいでしたか?
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ビザ:15000円 教材費:5000円 光熱費:3000円 学生証の発行等:3000円
留学会社への支払い:200000円 航空券:63000円 娯楽費:100000円 計389000円
- 留学してよかったことは何ですか?
- 三つのテーマ『友好関係』『楽しさ』『当たり前などない』に分けてお伝えします。1つ目の『友好関係』ついては、他の国へ友人の輪を広げることができたことです。今後色々な国に行ってみたいと思っています。その目的が観光だけでなく、友人に会うことも目的だと更に素敵だと思いませんか?そこの国の友人に久々に会って会話をしながら観光することを私はしたいなと思っております。そして留学によって、韓国、台湾、フィリピンに友達ができました。これが1つ目の留学して良かったことです。二つ目の『楽しさ』については、まるで1か月間修学旅行に行っているみたいに楽しかったです。もちろん平日は8時から21時まで勉強(その後1時間筋トレ)で大変でした。しかし、休日は留学学校で作った日本人の友人たちと旅行に行ったり、韓国人の友達と夕飯を食べに行ったりと、毎週遊んでおりました。人生で1番楽しかったといっても過言ではありません。これが2つ目の留学して良かったことです。3つ目は『当たり前などない』と気づくことができたことです。例えば、学校の先生と出かけることが出来たこと、シュノーケリングの際にライフジャケットを身に着けないことを許可されたこと、人と人との距離感が近いこと(親密になりやすい)。これはフィリピンはが日本に比べて責任の所在に着目していないからこそ自由に楽しめた点だと思います。しかし、衛生面、時間のルーズさ、勤務態度(レストラン等を含めて)は日本の方が優れていると改めて感じました。そのことより、今あるものが当たり前だと思い込まず、感謝して生きていくことが重要だと価値観が変わりました。これが3つ目の留学して良かったことです。
- 留学期間中つらかったことはありましたか?
- もちろん勉強時間が長いことは辛かったですが、楽しさの方が圧倒的に多かったので、総合的に見たら特にありません。しかし、悔しかったことでしたらあります。まず、英語でのコミュニケーションを友人に任せることが多々あったことです。旅行やショッピングに行った際、私より英語が話せる人にスタッフとのコミュニケーションを任せてしまうことが不甲斐なく悔しかったです。また、恋愛で傷ついている先生がいたのですが、うまく自分の気持ちが伝えることや、先生の気持ちを理解することが出来なかったことに悔しさを感じました。今はこのような悔しさを胸に勉強に励んでいます。
- 滞在先はいかがでしたか?
- 私はフィリピンのセブ島にある、CPILSという学校に滞在しました。清潔感についてはよくある日本の公立学校と同じくらいです。トイレは使用済みのトイレットペーパーをゴミ箱に捨てるので、少し臭いますが、我慢できないほどではありません。エアコンが故障してしまった等問題が起こった部屋もありましたが、常勤の日本人スタッフが対応していたので、不安を抱えすぎる必要はないかと思います。また、学校内にカフェ、ビリヤード場、ジム、自習部屋、売店がありますので、余暇にも困らないと思います。
- 留学された学校の良かった点や悪かった点は何ですか?
- 良かった点は、生徒の国籍が多様なことです。そのおかげで上記に記したように3か国の友人を作ることができました。(学校には中国、ロシア国籍の生徒もおりました)。悪かった点は、学校が作ってくれる料理のバリエーションが少なかったことです。
- なぜ留学センターDEOWをご利用されましたか?
- 友人がこちらの会社を選んでいたからです。他者を調べていないので比較はできないですが、留学前に事前授業に参加できたことは安心につながりました。
- 帰国後、留学経験が役立ったと思うときはどのようなときですか?
- 特定のことに対して役立った感覚はありませんが、自信がついたので以前よりも楽しい人生になったかと思っております。私は一人で留学に参加したので、友人ができるか不安でした(友人がいないと旅行しにくいという理由もあります)また、全然英語が伝わらなかったらという不安もありました。しかし、現在はどこにいっても友人を作れる自信と言葉がうまく伝わらなくてもどうにかできるという自信がつきました。よって、仕事、私生活問わず、以前よりも主体的に動くことができるようになり、楽しい人生になりました。
- これから留学される方へ一言お願いします。
- 多くの方が好奇心や熱意と共に不安を抱いていると思います。しかし、新しい環境に慣れれば不安はなくなり、好奇心や熱意を刺激できる人生が待っています。自分を信じ勇気を出して、コンフォートゾーンから一歩踏み出してみてください。きっと貴方は英語を身に着けられるだけでなく、新しい素晴らしい世界を見ることができます。皆様が楽しい留学生活を過ごせること、心から祈っております。
- コロナの影響で留学計画を途中で変更等しましたか?
- 私自身は元々ロックダウンになった1週間前に帰る予定だったので、計画の変更はありませんでした。しかし、日本より早くロックダウンが決定した国の友人は留学を早期切り上げしておりました。
- 留学中にロックダウンやオンライン授業は体験しましたか?
- 私自身は経験しておりません。しかし、経験した日本人の友人は、授業が中止している状態で1週間学校に滞在しないといけず、暇を持て余すことになったと言っておりました。
- 現地の街の様子はどうでしたか?
- 学校付近は野良犬がいたり、道路の整備が芳しくなかったりとスラムに近い雰囲気があります。しかし、歩いて20分もしないくらいで日本のショッピングモールと遜色がないモールがあり、その周辺はキレイです。ですので、発展途上なんだな、という寛容な心で行けば問題ないかと思います。また、少しタクシーに乗れば観光所や、高価な(フィリピンの物価としては)レストランにも行くことができます。ですので、自分のニーズに合わせて楽しむことができると思います。