フランス ビザ種類について
- フランスのビザはいくつか種類があり、留学の期間や内容によって取るべきビザが異なります。短期留学であれば観光ビザ（ビザなし）、長期留学であれば学生ビザやワーキングホリデービザなど、ご自身が必要なビザをしっかり確認してください。
ビザ情報に関しての注意事項
ビザに関する情報提供は、その時点で客観的な情報を提供致しますが、将来に渡りその内容を保証するものではございません。また、この情報を元に申請を行っていただいたものに対して、審査結果に関して弊社では一切責任を負いかねますこと、予めご了承下さい。
なお、弊社を通してご留学のお客様に関しましては、ビザに関するアドバイスもさせて頂いておりますが、ビザに関してのみのご質問・お問い合わせは承っていませんので、ご理解いただけますと幸いです。
観光ビザ・ビザなし
3ヶ月（90日）までの滞在であれば、事前のビザ申請をせずに入国でき、その3ヶ月内に収まる期間であれば学校に通うこともできます（最長で12週間）。
しかし、注意しないといけないのがフランスはシェンゲン協定に加盟しているため、3ヶ月（90日）までの滞在はフランスを含むいくつかの国から成るシェンゲン圏内が対象となっています。フランスに入国する前に他のヨーロッパの国を旅行すると、フランスでの可能滞在期間がその日数分短くなる場合もあります。特に留学期間が90日近くなる場合は日数をきちんと計算して到着する日を間違えないようにしましょう。
ビジタービザ
フランスには短期滞在の観光ビザとは別の「ビジター」ビザがあり、修了書の修得を目的としない個人的な就学を含む色んな目的に応じて発行されます。
- 個人的な就学や研究、文化体験などの活動を3ヶ月以上の期間に渡ってするためのビザ
- 渡航前の申請が必要
- 就労・ビザ切り替え不可（滞在期間の延長は可能）
- 語学力の証明不要
- 海外旅行保険の証明が必要
- 到着後、移民局でビザの有効化が必要
学生ビザ
91日以上の就学をする場合は、学校の種類（私立の語学学校、高等教育機関など）を問わず、学生ビザの申請が必要です。学生ビザの中には下記2種類があります。
短期・長期どちらがおりるかは完全に大使館判断となります。傾向としては6か月未満の通学の場合は短期、6か月以上の通学の場合は長期の学生ビザがおりやすい傾向があります。学生ビザもいくつか種類があるので、ご参考ください。
長期学生ビザ
- 語学学校、大学、専門学校や職業学校などの長期コース向け
- 就労は週約18時間以内で可
- ビザ延長可・ビザ切り替え一部可
- 渡航前にオンライン申請・面接・大使館での申請が必要
- 到着後、移民局でビザの有効化が必要
学生ビザ（テスト生用）
- 現地の高等教育機関などの入試を受けるためのビザ
- 就労は不可
- 試験に合格すれば現地での延長は可能
- 渡航前にオンライン申請・面接・大使館での申請が必要
- 到着後、移民局でビザの有効化が必要
その他のビザ
ワーキングホリデービザ
留学のスタイルは勉強だけではありません。ワーキングホリデー制度を利用すると就学、就労が可能になり、フランスのさまざまな面を知る、自由な長期留学が可能です。
- 18-30歳を対象とした、長期休暇の滞在資金を賄う就労を認めるビザ
- 期間は最大1年
- ビザ申請時にフランス入国日を指定して申請
- 渡航前に大使館での申請が必要
- 語学力の証明は不要
- 就学期間に制限なし
- 就労は週35時間以内で可能
- ビザの延長・切り替えは不可
- 海外旅行保険の証明が必要
フランス学生ビザの注意点
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申請は「Campus France」と大使館で本人が行います
フランスに渡る留学生はフランス政府留学局「Campus France（キャンパスフランス）」への登録や在日フランス大使館でのビザ申請をする必要があります。こちらは共に申請者本人にしかできない手続きですので、「代行サービス」を提供していると主張する組織等にはご注意ください。
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ビザは現地での「有効化」手続きが必要
フランスの長期ビザは、申請後の段階では最大3ヶ月分のものしか発行されません。申請者は渡航後にフランス現地の移民局に書類郵送や持ち込みなどをして登録・ビザの有効化をする必要があります。到着後に焦らないよう、提出する書類は予め用意しておくようにしましょう。
フランスビザについてよくある質問
- シェンゲン協定とはなんですか？
- シェンゲン協定に加盟する国(シェンゲン領域)同士での入出国は入出国審査なしに国境を越えることを許可した協定です。シェンゲン領域内でのトータルの滞在日数はあらゆる180日間における最長90日までという決まりがあります。シェンゲン協定にはフランス、ドイツ、イタリア、スペインなどヨーロッパの国をメインに29カ国が加盟をしています。
- ビザ申請はフランス語がわからなくても出来ますか？
- 申請書類は英語かフランス語での記入となっておりますので、英語でも大丈夫です。留学ワールドではフランス語申請サポートも可能ですので、フランス語に不安のある場合もおまかせください。また、キャンパスフランスの面接では、フランス語で自己紹介をする場面もありますので、基本的なフランス語は勉強しておきましょう。