留学・海外留学なら留学ワールド

2017/11/12

こんなはずじゃなかった!渡航後のまさかのトラブルに備える ?留学エージェントの活用法、学校倒産編?

入念なプランを練り、準備万端な状態で「さぁ出発!」。
と渡航してもその後にどんなトラブルが待ち受けているかは誰にも分りません。
慣れない海外生活でのトラブル、生活・人間関係・事件・事故などありますが、今回ご紹介するのは学校についてのまさかのトラブルについてです。

留学してみたいと思ったら・・・
まずは相談してみよう!

1、はじめに

まず初めに、学校関連のトラブルは早期対応が肝心です。
なぜならあなた(留学生)の滞在資格は、学校次第だからです。

本日ご紹介するのは最近ご相談頂いたアメリカでの事例:

【ケース1】「申し込んでいたコースが不催行/延期になった」
【ケース2】「通うはずの学校が閉鎖されてしまった」

という内容です。

”入学手続きも済ませて、授業料も支払っているのにそんなはずがない”、と思うかもしれませんが、弊社(留学ワールドロサンゼルス現地オフィス)では、このような事例に対するお問合せを、ここ1ヶ月間だけでも数件受けています。

2、【トラブルケース1】「申し込んでいたコースが不催行/延期になった」

このようなトラブルが起きる最近の理由の一つは”生徒不足”です。
テロ対策、トランプ大統領の政策として移民(留学生含む)に対して規制が厳しくなるアメリカ、そして、やはりテロを恐れての留学離れで、学校側も生徒不足には悩まされています。
語学学校に入学したはいいが、申し込んでいたコースがこの”人数不足”という理由で不催行、やむ終えず別のコースで来シーズンまで延期・・・
これは信頼度が高いであろう大学付属の語学学校であったとしてもありえる話です。
このような場合の対処は、希望のコースが催行されるまで、そのまま授業料を払い続けて待つか、すぐさま転校先を探すかとなってしまいます。
column-usa-20171112-1

3、【トラブルケース2】「通うはずの学校が閉鎖されてしまった」

こちらのトラブル要因で顕著なのが、”格安校の落とし穴”です。
アメリカには相場よりもかなり授業料を抑えた格安校と呼ばれる学校が各地にあり、とにかく留学費用を抑えたいという留学生に人気です。ただ、”安いからにはそれなりに理由がある”ということを認識しておく必要があります。
講師、スタッフの質、そして施設の維持等、やはり歪みが生じます。
特にこういった学校に集まる生徒の質は当局も問題視しており、不法労働をする学生の温床と見られている側面があります。
格安で生徒を受け入れているため、経営が成り立たないリスクと同時に、そういった不法労働者の温床とされ移民局からの摘発で閉鎖されるというケースが近年増加傾向です。

上記2ケースともほとんどの場合学校からの通知はありますが、学校の開講についてもギリギリの判断になるため、現地に到着してから通知を受け転校を余儀なくされるケースが後を絶ちません。

しかも学校からの通知は基本的には英語。入学手続きの際に登録したEmailアドレスに、いきなり下記のような告知の英語の文章が送られてきます。

Dear ****
What you need to do is contact this school to get information about your admission requirements. You must do this immediately, remember that you must be accepted and MUST start classes before and no later than?November 20, 2017. Once you have given them all of the required documents, they will give you an acceptance letter showing that you have been accepted and the date that you will start classes, which must be by or before?11/20/2017.
As soon as you get the letter of acceptance, you will send me a PDF copy and I will transfer your SEVIS record (electronically) to the new school in order for them to issue a new I-20 with the new schools name.


上記メールは某留学生が入国後に、入学する予定だった学校から受け取ったメールです。

意訳)
今後、転校する学校への手続きを進め、11月20日までに転校先からの入学許可を受け、入学していなければならない。11月20日までに転校先からの入学許可書と転校依頼書を提出しなければならい。


この文章、留学生がアメリカ滞在するにあたって、きわめて大事な事項が含まれているんです。
と言っても、アメリカ到着直後で、右も左もわからない普通の留学生には意味不明なメール。。
ですが内容をちゃんと理解せず、記載されている期日までに対応出来ていなければ、知らないうちに不法滞在になってしまうなんてことも。
column-usa-20171112-2
  • まとめ
弊社ではこのようなトラブルをなるべく未然に防ぐことを心掛け日々情報収集や学校視察を行っています。世界7か国、9都市にある現地オフィスのスタッフは実際に学校へ出向き情報収集をします。
その際に、認可の有無、講師の質、生徒数といった学校情報を入手します。
そして定期的に生徒数、国籍配分の情報アップデートを学校から受け取ります。
このような学校情報を踏まえ、弊社では、コース不催行、閉鎖の可能性のある学校に、ある程度の目星をつけ、お客様へご案内を控えるよう心がけています。

そして、万が一このようなトラブルに巻き込まれてしまったというお客様のためにも、
弊社ではサポート体制を整えています。こういったケースに巻き込まれたからと言って留学を途中で諦めることにならないよう全力でサポートさせて頂きます。

繰り返しになりますが、学校トラブルは早期対応が最も大切です!万が一の際は弊社現地オフィスにすぐにご連絡ください。
※アメリカ、ニューヨーク・ロサンゼルスオフィスでの転校相談は無料です。

2017/10/17

学校探しのプロ:留学エージェント直伝 学校の選び方

憧れの国で留学開始!しかし通い始めた学校が自分に合わず、最悪の思い出に…。実はこの問題、大小はあれど結構多いのです。
ただ、学校を決めるにしてもたくさん学校がありすぎて、どの学校が自分に合うか、どのように学校を決めるのがいいのか…そんな時はプロに聞いてみましょう!
今回は、最適な学校を探す・学校を決める際のポイントをご紹介します。
留学時の学校を選ぶ際の参考にして下さいね。

留学してみたいと思ったら・・・
まずは相談してみよう!

1、自分の目的と学校選定条件の優先順位を考える

CUT_shutterstock_249908389 まずはこれが大切です。目的がはっきりしなければ行くべき学校も定まりません。
多くの方は英語を勉強することが目的になると思いますが、単に英語学習といっても学びたい内容によって選択すべきプログラムや学校は異なります。また、英語を学んだ先に進学や就職を見据えている方はそのようなコースがあるか、提携進学校があるかという部分も重要になってきます。
さらに、学校を決める際に見るべき内容の優先順位を決めておくことも大切です。雰囲気、設備の綺麗さ、日本人が多いor少ない、予算、立地など、自分のなかで譲れない条件があるかと思います。これらを自分の中で整理しておくと、気になる学校が複数あったときなどに役立ちます。

2、目的が達成できる学校を探す

CUT_shutterstock_213330322 目的が決まったら、その目的に見合う学校を探します。
例えば、TOEFLやIELTSなどの英語資格に挑戦したい人は、テスト対策コースがしっかりしている学校を選ぶとよいでしょう。具体的には受験者の合格率や模試実施の有無・回数などを調べてみるとよいです。また、英語の中でもビジネス英語や医療英語といった専門性に特化した英語を習得したい人は、専用のプログラムがある学校を選ぶ必要があります。
英語を学んでから専門分野へと進学したい方は、英語+専門分野のパッケージプログラムや、専門分野の授業を行っている提携進学校があるところが良いでしょう。例えば、英語を学んだあとにチャイルドケアの資格を取得しようと思っている方は、一般英語+資格取得がセットになっているプログラムを選ぶとよいです。また、該当するプログラムがなくても専門学校や大学と提携して進学をサポートしてくれる学校もありますので、そのような学校を探してみてください。とりあえず語学学校に行ったものの、進学しようと思ったら英語力が足りなくて進学できなかった、必要なビザを取得せずに留学生活を始めてしまったなど、先を見据えていない計画は渡航後に手間がかかる場合がありますので、最初にしっかりプランを立てることが大切です。

3、トータル費用を確かめる

CUT_shutterstock_110423732 通いたい学校の目星がついたら学校に通うための費用を確認しましょう。費用に関しては、学校によって異なります。基本的には入学金、授業料、教材費がかかりますが、他にもテストコースの方は受験費などがかかります。稀に非常に低価格の学校がありますが、そのような学校は授業の質が悪かったり、政府や自治体からしっかりとした学校として認められていなかったりと曰く付きの場合があるので注意が必要です。
また、学校によっては入学金や授業料の割引キャンペーンを行っているところがあります。これらの情報は学校のホームページや留学エージェントから確認できます。
通いたい学校がある程度決まりましたら、留学エージェントに見積もりを依頼してみましょう。



4、学校の雰囲気を知る

CUT_shutterstock_148662203 せっかくお金を払って通うのであれば、雰囲気が良い場所に越したことはありません。むしろ、この雰囲気によって英語の習得度合いも変わってくるかもしれません。
各学校にはそれぞれ特徴があります。例えば、テスト対策コースが売りの学校の場合、比較的しっかり勉強したい学生が集まる傾向にありますので、学校全体もすこし緊張感のある空気になります。一方で、ワーホリなど一般英語を学ぶ学生を多く受け入れる傾向のある学校の場合は、もう少し緩い雰囲気になるでしょう。
これは私が実際に経験したことですが、同じ学校内であっても一般英語コースとテスト対策コースでは雰囲気が違いました。テスト対策コースに所属してることは皆「合格」という明確な目標をもって勉強しており、クラスメートが戦友のような雰囲気だったので(笑)、非常に速いスピードで英語が伸びていました。周囲の雰囲気は、モチベーションに大きく影響することを肌で感じました。
がっつり勉強したい人はまじめな雰囲気の学校を、マイペースに楽しみたい人はゆったりアットホームな雰囲気の学校を。自分の目的と性格に合った学校を見つけることはとても大切です。学校の雰囲気を調べることは難しいですが、学校のウェブサイトから写真やビデオを見たり、留学エージェントを通して学校の情報を収集することができます。


5、学校の口コミをチェックする

CUT_shutterstock_315702497 ここまで調べてくると、行ってみたい学校数がかなり絞られてくると思います。その際は、ぜひ各学校の口コミも調べてみてください。
英語で情報収集できる方は、現地の語学学校ランキングサイトなどがおすすめです。毎年様々な機関が優秀な学校を表彰しており、実際に学校に通っていた学生の意見をもとに順位をつけているランキングなどもあります。これらのサイトは現地の最新の情報を手に入れるにはうってつけです。
英語での情報収集が難しいという方は、学校の雰囲気を調べたとき同様、留学体験談を見てみるのが良いです。全世界の学校の口コミを集めたサイトなどもありますので、それを参考にするのもおすすめです。また、留学エージェントから、学校の評判に関する最新情報やご利用いただいたお客様の生の声など知ることもできます。




  • まとめ
いかがでしたでしょうか?
留学を成功させるためには、徹底した学校選びが大切です。自分の目標をしっかりと定め、それが達成できる理想的な学校を選んでみてください。
皆様の有意義な留学を応援しています!

留学のご相談はこちら

10:00~20:00 10:00~19:00
メール受付は24時間対応