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名前 大久保 夏希さん
留学先 カナダ・バンクーバー 留学先学校名 Global Village Vancouver
- 留学の意気込み
- 学校についてのレポート
- 留学体験談
感謝の気持ちを忘れず、楽しく充実した毎日を過ごし、奨学生として頑張って参りたい
私が留学に行きたいと思った理由は、将来発展途上国の貧困問題の解決に携わっている日本の企業で働くために、大学卒業までに英語を習得したいからです。大学では、経済格差や貧困、女性格差、宗教など社会問題の問題解決について勉強しているので、私は将来日本から世界と深く関わりながら支援していきたいです。英語に関しては、高校生の時から留学を目標に英語を勉強していましたが、今年の夏に短期インターンシッププログラムでフィリピンに行った時、瞬時に英語で文章を作りスムーズに話すスキルが必要だと感じました。様々な国籍の人と関わりながら身につけることは必須だと思い、留学は大学や自分で勉強するよりある程度からは現地に行って練習する方が効率良く学ぶことが出来るし、向上心も上がる良い機会だと思いました。また将来国際的に活躍するためには、国際的な視野、語学力、強いリーダーシップなどがまだ足りていないと思っています。日本の知り合いが一人もいないうえに、言語が異なり異文化の環境でどれだけ自ら積極的に行動することが出来るのかも試してみたいです。これは海外に留学に行かなければ出来ない経験だと思います。
今回の1ヶ月のカナダ留学では、会話を中心とする語学学校の授業を通して学んだ表現をホストファミリーやアクティビティで友達に話すときに使うことで、実践的に英語を学んできたいです。今年の大学1年の期間は英検やTOEFLなど試験のハイスコアを目標に勉強してきました。この1年で身につけた能力もカナダでの生活に生かしアウトプットすることでコミュニケーションのツールとしての英語力に近づくと思います。授業ではわからないことがあった先生や周りの友達に聞き、教えてもらうなど1ヶ月という短期間の中で最大限勉強に励んできます。また英語を習得するという目的だけでなく、文化の面でも日本とは違ったことがたくさんあると思うので、これからどんな背景を持つ人も受け入れられる国際人になるための絶好の機会と思い、様々な国籍の人と出会い、話すことで自分とは違った考え方や常識にたくさん触れたいです。また世界のことを知るだけでなく、帰国した時には新たな「日本観」を構築でき、自分の視野が広がっていくと思います。
今回奨学生として本当に貴重な経験をさせていただくので、自分でもやり残したことがないように精一杯勉強に励みながら、SNSを通して皆さんに語学学校や現地の生活等も発信していきたいです。志を持った語学学校の友達とも、お互いに連絡を取り合うくらい仲良くなって、今後の勉強のモチベーション向上や、国際的な広い視野を持ち続けられるにしたいです。そして1ヶ月のカナダ留学が終わり日本に帰国からは、将来のために日本ではカナダでの仲間と連絡を取ることに加えて、オリンピックのボランティアと神田学院さん主催の英語プレゼンテーションコンテストに参加したいと考えています。カナダで学んだことをこのボランティアとプレゼンコンテストという次の目標に生かして行くつもりです。支援していただいている留学ワールドDEOWさんと世界語学学校協会(IALC)メンバー校の方への感謝の気持ちを忘れず、楽しく充実した毎日を過ごし、奨学生として頑張って参りたいと思います。
留学先の学校について
私は週25レッスンのコースを受講していたので毎日、語学学校(グローバルヴィレッジ)で8時45分から14時10分まで授業を受け、放課後は学校のアクティビティに参加したり、友達と遊びに行ったりしています。週20レッスンは12時20分、週30レッスンは15時30分までの授業になり集中して英語を学びたい人、アクティビティや観光も重視したい人など自分のニーズに合わせて授業を取ることが出来ます。授業は会話を中心としていて、学校内では母国語禁止のルールもあり日本では習得するのが難しいスピーキングの力を最大限に伸ばす環境が整っています。先生はとてもフレンドリーで質問にも熱心に答えてくれます。学校のアクティビティには、スケート、ボーリング、バンクーバーの観光、土日を利用した旅行(ビクトリア、シアトル)などたくさんあり、カナダならではの経験が出来ました。学校内の人であれば誰でも出来るアクティビティではクラスメイトだけでなく、他のクラスの色々な国籍の友達と仲良くなることができ、多くの友達と授業外に英語の練習をする良い機会にもなります。私はスケート、バンクーバーの中の街の散策、ボーリング、ビクトリアデイトリップに参加しました。特にスケートやボーリングは人気があり、私が参加した時は30人ほど参加者がいてとても盛り上がりました。また学校がバンクーバーのダウンタウンにあるためレストラン、服のお店、お土産屋さんが立ち並んででいてアクティビティ以外でも色々な楽しみ方があります。バンクーバーは海、山、自然豊かな公園に囲まれているので、放課後は自然を感じながらゆったり過ごしてもよし、友達とショッピングをしながらお店を周るのもよし、バンクーバーパブリックライブラリーで勉強するのもおすすめです。図書館には同じ学校の友達も勉強しに行っているため一緒に課題をやって仲良くなれたりもします。
滞在先について
カナダには日本と比べるとびっくりするほど大きな家がたくさん並んでいて、私のホームステイのお家も広々としていてとても快適です。特に部屋の窓からは山も海もガラス張りのビルが建ち並ぶ景色も全部を一望できるのでバンクーバーの綺麗な眺めを毎日一望できて幸せです。ホームステイのお家での生活はルールがしっかりあり、リラックス出来る部屋、綺麗で使いやすいバスルール、リビングにはホストファミリーとニュースを見たり映画鑑賞が出来るテレビがあります。そしてディナーは毎日ホストマザーが美味しいご飯を作ってくれます。カナディアンの伝統的なご飯からイタリア、フランス、タイ、メキシコ、中国など様々な国の料理を作ってくれてどれもとても美味しいものばかりです。学校で食べるお昼ご飯は、茶色の紙袋にサンドイッチ、フルーツ、シリアルバー、クラッカー、パックのジュースなどを詰めてカナディアンランチを用意してくれます。帰ったらホストファミリーが一日の出来事を聞いてくれて家でもたくさん英語を使う機会があるので、カナダの文化や生活を思う存分楽しみながら生活しています。また学校から帰り、ホストマザーがペットの犬の散歩に行く時は一緒に家の周りを散歩してリフレッシュする時もあります。休日には車で海岸まで連れて行ってくれてバンクーバーについてたくさん話してくれたりとホストファミリーと過ごす時間を通して、貴重な経験がたくさん出来ました。本当の家族のように接してくれるホストファミリーが大好きです。
留学先の都市について
カナダは移民の国と言われますが、生活してみるとバンクーバーの至る所にアジアの人や南アメリカの人など様々な国籍の人々が暮らしているため、街を歩いていても多国籍の人という違和感なく生活出来るのがとてもいい国だと思います。お店に行くとカナダ以外の国籍の店員さんを見かけることは日常です。店員さんはつたない英語でも最後まで聞き取ろうとしてくれるので、英語を実践的に使いたい留学生にとってもとても良い場所だと思います。バンクーバーの街は雄大な自然に囲まれていて穏やかでとても住みやすい街です。治安の良さや気候は日本と似ていてます。私が滞在している2月は1週間に1、2回雪が降っていて雨の日も多くありました。しかし1月からバンクーバーに滞在している友達によると、1月は一度も雪が降らずよく雨が降っていたと言っていました。雪が降った後は山の上に雪が残っている景色がとても綺麗です。大雪が降った次の日がとても晴天だったので、ホストファミリーにDeep Coveという山や海の景色が綺麗に見えるノースバンクーバーの街に連れて行ってもらった時、広大な自然に本当に感動しました。住んでいる地域より気温が低くとても寒かったのですが、ハニードーナツが有名なお店でコーヒーとドーナツを食べながら眺めを楽しんだのがとてもいい思い出です。自然だけでなく、世界で人気のある服のお店、色々な国の料理を楽しめるたくさんのレストラン、雑貨や日用品を手軽に買えるショップなどあり様々な楽しみ方が出来ます。私は大自然に囲まれながら都会としての魅力も持つバンクーバーに魅了されました。
School Evaluation
授業の内容 | ★★★★☆ |
---|---|
教師の質 | ★★★★★ |
サポート体制 | ★★★★☆ |
施設・設備 | ★★★★☆ |
アクティビティの充実度 | ★★★★★ |
立地環境 | ★★★★★ |
他の生徒の雰囲気 | ★★★★☆ |
国籍バランス | ★★★★☆ |
School Photos
気づいた時には成長した自分がいることを期待したいと思っています
今回の留学の感想
海外に一ヶ月も滞在するのが初めての経験であったため、毎日が刺激的な日々でとても充実した一ヶ月でした。カナダは壮大な自然に囲まれていながら学校があるダウンタウンには美味しいレストラン、服のショップ、カフェがたくさんあり色々な楽しみ方が出来ました。初めは友達がいない状況であったため学校では毎日友達を作ることに一生懸命になりながら自分の英語力を高めたい思いもあり、クラスメイトにたくさん話しかけその日初めて話した友達でも仲良くなった人と放課後遊びに行くという生活をしていました。私は特に一ヶ月という短い期間と決まっていたのでなるべく自分の部屋にこもる時間を作らないようにアクティブにいろんな人との関わりを楽しみました。私のホストファザーがバンクーバーを表す三つの言葉はカフェ、寿司、ヨガだと言っていましたが、どこにいてもスターバックスやティムホートンズが目に入るほどカフェが多くあります。携帯ショップの受付係やレストランのホステスからバスの運転手までもコーヒー片手に仕事をしています。日本ではほとんど見受けられない光景に驚きました。またバンクーバーの街には寿司のレストランが多くショッピングモールのフードコートは様々な国の料理が本格的に食べられることから多くの国の文化が受け入れられていると感じました。街を歩いていても移民の人々や留学生がたくさんいるため、色々な文化が共生していて住みやすい環境の中で生活することが出来ます。気候の面からもバンクーバーの気温は東京と似ているため日本人にとってはもちろん寒暖差が大き過ぎず様々な国の人が住みやすい環境でした。
留学期間中、辛かったことや困ったこと
私が留学していた1ヶ月で辛かったことはホストファミリーや友達の言っていることが理解出来なかったことと、瞬時に言いたいことが言えなかったことです。始めの1週間は英語に囲まれる環境に嬉しさを感じながら同時に聞き取れないもどかしさもありました。学校に提出しなければならない書類をホストマザーと一緒に書いたり学校まで案内をしてくれる大事な時に、なんて指示されているのか分からず一人で解決方法を考えました。何度か聞き返しましたがそれでも会話の速さについて行けず不安になることは多々ありました。しかし日本でやっていたポッドキャスト使ったリスニング力を鍛える勉強をカナダでも継続したり、語学学校のクラスメイトと毎日たくさん話し2週間ぐらいでホストファミリーのネイティブの会話に慣れることが出来ました。留学期間中、私が言語の面の他に困ったことは日本人の友達との関わり方です。誰も知り合いがいない状況で行くと一番仲良くなりやすいのは日本人になってしまいます。カナダに到着して第一週目の時に日本人の友達ばかりといては共通言語は日本語だしいつでも日本人の友達なら作ることが出来ると思い、ここでしか体験することが出来ない海外生活をしようと思い、様々な国籍の人に挨拶したり同じ趣味を持っている人に声をかけたり、その国のことを調べて詳しく聴いてみるなど交友関係を広げるように心がけていました。そのおかげで日本に帰国して約一ヶ月経った今でも近況を報告したりカナダの友達と仲良くメッセージのやりとりを続けています。
今回の留学で学んだこと
今回家族も友達もいない海外に1ヶ月間も一人で滞在するのは初めての経験であったため、友達やホストファミリーとたくさん関わり周りの人の温かさと大切さを学びました。私が慣れないバスの乗り換えや英語の勉強に困っていると本当の親のように丁寧に教えてくれたり、休日のホストファザーとマザーが空いてる日には車で景色のいい山に連れて行ってくれました。キャリーという犬を飼っていてディナーのあとにホストマザーと一緒に散歩に行ったりリビングルームで映画やドラマを見たのもとても楽しかった思い出です。ドラマは理解するのが難しいと言ったらホストファザーが10分15分ごとに一時停止して解説してくれました。私の英語の勉強にも色々な機会に手伝ってくれました。一ヶ月の滞在が終わった時には世界一のホストファミリーだと言っても過言ではないほどホストファミリーが大好きで、素敵な経験をさせてくれて自分の子どものように扱ってくれたことに感謝しました。
今後、この留学をどのように活かしていきたいか
この留学は、大学での勉強への姿勢、アルバイトなど普段の生活はもちろんこれから仕事に就いてからも息づいていくと思います。例えば、分からないことがあったら素直に聞きに行くこと、自分から調べること、友達に話しかけ積極的にコミュニケーションを取りに行くこと、自分の意見を主張してみること、結果を恐れずとりあえず挑戦してみること。常に意識を持っていなくても、気づいた時には成長した自分がいることを期待したいと思っています。そして私がこの留学を生かして挑戦したいことは、神田外語学院主催の英語プレゼンテーションコンテストへの参加と2020年東京オリンピックにボランティアとして参加することです。英語を習得することは自分の意見や考えを伝えられる人の幅が広がります。去年英語プレゼンテーションコンテストの観覧に行った際に感じたのは、参加者が力強く英語を話す姿勢と自分のアイデアを世界中の人に伝えられるというスキルを持っていることに素晴らしいと思いました。今年は自分もこのステージに立ち英語でのプレゼンテーションを通して観覧者の心動かしたいです。挑戦したいことの二つ目で挙げたオリンピックのボランティアを改めて感じた理由があります。それはカナダに一ヶ月滞在しなければわからなかった日本の良さに気づけたため、世界から多くの人が訪れるであろう東京オリンピックをこの国ならではの生活、文化を含めた魅力を世界にアピール出来る大事な機会にしたいからです。
Memories
奨学生事務局より
留学先として人気のあるカナダ・バンクーバーに留学された大久保さん。カナダは移民の国と呼ばれ、多くの国籍の人々が暮らしています。バンクーバーは特に移民が多い街です。大久保さんはお店で買い物をするときなど、カナダ人の定員さんが英語をしっかり聞き取ろうとしてくれた、と仰っていました。移民の国、ならではですね。
Global Villageでは会話中心のカリキュラムで、スピーキングの力を伸ばす勉強をされました。放課後のアクティビティにも多く参加されたそうです。デイトリップ(小旅行)では、ビクトリアに行かれたそう。学校の友達との旅行、楽しそうですね!
家族も友達もいない海外に1ヵ月間、滞在をしたのが初めてだったそうで、留学を通して友達やホストファミリーとの交流を通して、周りの人の温かさと大切さを学ばれたとのことです。特にホームステイ先では、食後に一緒に散歩に行ったり、リビングルームで映画やドラマを見たり、分からないことには丁寧に教えてくれたり、貴重な経験をされたそうです。カナダでの第二の家族、これからも交流を続けていって下さいね。
留学中は積極的に行動をし、交友関係を広げるように心がけていたという大久保さん。この経験は、これからの生活、将来の仕事にも息づいていくだろうとのことです。英語コンテストへの参加やボランティア活動などを通して、大久保さんの活躍を期待しています。
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