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上條 功輝さん
名前

上條 功輝さん

留学先 ドイツ・ハイデルベルク
留学先学校名 Collegium Palatinum
  • 留学の意気込み
  • 学校についてのレポート
  • 留学体験談

現地の方々の考え方や文化に触れ、自分の価値観をさらに広げられれば

留学先の学校について

私が今回の留学で通わせていただいたのがCollegium Palatinum Heidelbeug という語学学校です。街の中心から少し離れた住宅地の中にその学校はあります。歴史のある学校らしく、建物からも歴史を感じることができます。重厚感がある大きな扉から入り、螺旋階段を登った先にエントランスホールがあります。奥には緑に囲まれた広い中庭、教室もたくさんあり、まるでちょっとしたお城の様な学校でした。
授業は細かくレベル分けされたクラスで、自分にあったレベルで学ぶ事が出来きました。1クラス多くても10人ほどの生徒で編成されるため、先生とも他の学生ともコミュニケーションが取りやすい環境で、たくさん会話が出来たのでよかったです。
授業の内容も会話練習が多く、積極性にドイツ語を使っているうちに少しではありますがドイツ語に慣れる事が出来たと思います。ですがドイツ語は非常に難しく、だいぶ苦戦しました。そんな自分に対しても先生方は丁寧にサポートしてくださり、また親切な他の学生もフォローしてくれたおかげでなんとか授業についていく事が出来ました。非常に感謝しています。授業以外でも、毎週学校主催のアクティビティがありました。観光名所に行ったり、映画、プールなど非常に充実していました。こういった場で友好関係を広げたり、ドイツの歴史や文化に触れる事ができたと思います。。
私がこの学校に通ったのはたった2カ月間だけでしたが、ここでできた友人、経験というものは私にとって素晴らしいものとなりました。ありがとうございました。

滞在先について

今回のドイツ滞在では学生寮も用意していただきました。CAMPUS VIVAというその寮はハイデルベルク中央駅から徒歩15分、バスを使えば約5分ほどの場所で近くにはスーパーマーケット、パン屋、レストラン、ジェラートのお店もあり、比較的便利な立地でした。
建物も新しくとても綺麗でした。部屋は1人部屋で1人にはもったいないくらい広く、ホテルの部屋の様な清潔感溢れる部屋でした。また、しっかりとしたキッチンも付いていたため、自炊する事もでき、経済的にも助かりました。非常に快適な生活をおくることができよかったです。ただ、建物が新しかった事もあり、ドイツの昔ながらの文化や生活を感じることができなかったのが少し残念ではありました。
住人は私と同じCollegium Palatinum という語学学校の生徒の他に、ハイデルベルク大学の学生や他の語学学校に通う学生も住んでいました。他の学校の学生たちとも友好関係を広げることができ一緒に食事に行ったり、勉強をしたりする友人もこの寮で出来ました。この様にたくさんの学生と関われた事は貴重な経験になったと思います。
また、寮には友人と話をしたり、一緒に食事ができる共有のスペースがあり、ここで友好関係を広げることができ楽しい時間を過ごすことができました。さらに、屋上にはバスケットコート兼フットサルコートやサイズの大きなチェス盤まで設置されており、時間のある時にはそこで楽しむこともできました。
寮では特に大きなストレスもなく、快適な生活を提供していただきありがとうございました。

留学先の都市について

私が今回、留学のため滞在した街はドイツのハイデルベルクという街です。治安も良く交通機関もしっかり整っているため非常に住みやすい街でした。飲食店やスーパーマーケットなども多く通常生活に困ることはありませんでした。
ハイデルベルクは観光でも有名です。約1?にも及ぶ旧市街は美しく、たくさんのお土産屋さんや飲食店が建ち並んでいます。学校が終わると旧市街に出かけて、カフェや食事をしたり、買い物をしたりして過ごしました。
そしてその旧市街を抜けた先ににあるのが、街のシンボル的存在になっている古城です。お城がたくさんあるドイツの中で三大名城にも数えられ、たくさんの観光客が訪れます。ちょうど私が訪れていた夏には、お城がライトアップされ花火が打ち上げられるお祭りがありました。このお祭りは昔の戦争にちなむもので、その歴史を忘れないようにするためのイベントのようです。このお祭りも含め、お城からドイツの歴史や昔ながらの文化を肌で感じる事が出来ました。
その他にのゲーテも歩いたと言われる哲学者の道があります。丘の上にあり、そこからの景色はハイデルベルクの街を一望でき、私の1番のお気に入りになりました。
またハイデルベルクは学生の街としても有名です。ドイツ最古の大学、ハイデルベルク大学があり、たくさんの学生が生活しています。そしてハイデルベルク大学には日本語を学んでいる学生もたくさんいたため、お互いに言語を教えあうタンデムを行うことができ、ドイツ語学習の大きな助けとありました。
このハイデルベルクでの素晴らしい経験と、ここでできた友人は生涯私の財産になると確信しています。
ありがとうございました。

School Evaluation

授業の内容 ★★★★☆
教師の質 ★★★★☆
サポート体制 ★★★☆☆
施設・設備 ★★★☆☆
アクティビティの充実度 ★★★★☆
立地環境 ★★★☆☆
他の生徒の雰囲気 ★★★★☆
国籍バランス ★★☆☆☆

School Photos

いろんな経験ができたことにより、自分の人間性に少し幅を持たすことができたような気がします

今回の留学の感想(総括)

まず初めに、今回私にこのような機会を与えてくださったIALC様そしてDEOW様に心より感謝いたします。誠にありがとうございました。

私がこの海外留学奨学金制度を知ったのは、応募締め切りの1週間前の事でした。慌てて応募フォームを作成し送りました。きっと応募数も多いだろうとあまり期待していなかったのが正直なところです。そんな中の採用の通知に非常に驚いたのを覚えています。こうして今回のドイツ留学がはじまりました。

私は以前にもドイツにサッカー留学で少し滞在したことがあり、いずれまた訪れたいと思っていた場所で、今回の留学先もドイツということで不思議な縁を感じました。

私が留学したのはハイデルベルクという街です。フランクフルト国際空港からバスで2時間程でハイデルベルクに到着します。ドイツでも指折りの観光地でたくさんの観光客が訪れる古城をシンボルとした美しい街です。旧市街にドイツ最古の大学であるハイデルベルク大学あり学生が多く生活していて「学生の街」という印象でした。

ハイデルベルクに着いてまず学生寮に向かいました。事前に学校からもらっていた資料だけが頼りだったので、たどり着けるか不安でしたがスムーズに入寮までできました。寮はセキュリティがしっかりしていて、部屋は白に統一され清潔感があり、非常に快適な生活をおくれました。またこの寮には様々な学校の学生が生活していて、そういった学生たちとも交流ができ、食事にいったりドイツ語を教えてもらったり、楽しい時間を過ごしました。素晴らしい交友関係を築けたと思います。

私が通っていた語学学校はCollegium Palatinumという学校で、初日はオリエンテーションからスタートしました。私と同じタイミングで入校する学生たちが集められ、学校やハイデルベルクの紹介、クラスやテキストといった授業に関する説明を受けました。英語とドイツ語でのオリエンテーションは私には非常に難しく厳しいものでした。ですが、私の周りに座っていた学生が重要な部分だけゆっくりと丁寧に教えてくれ、なんとか乗り切れました。この時だけでなくたくさんの場面で、つたない英語力またはドイツ語力しかない私を理解し、私のレベルに合わせて会話をしてくれた友達がたくさんいて非常に助けられました。仲間には恵まれたと実感しています。

授業は10人以下で編成されたクラスで進められました。少人数のため先生との距離が近く、わからないことはすぐに質問することができましたし、先生も私にたくさん問いかけてくれました。また、クラスメイトとも会話練習といったコミュニケーションを取る機会がたくさんありました。このことにより教わったドイツ語をすぐに実践的に使うことができ、ドイツ語の向上につながったと思います。さらに授業内でクラスメイトとコミュニケーションをとっていくなかで仲が深まりたくさんの友達ができました。先生方も非常に親切で、私に分からない事がある時は私が理解するまで付き合ってくれました。先生やクラスメイト、こういった方々のおかげで私は楽しくドイツ語学習に励むことができたと思います。非常に感謝しています。

学校が終わると語学学校の友達と一緒によく食事に行きました。食事をしながらお互いの国の話や考え方、将来の事などを話し、たくさんの刺激をもらいました。この時間は私にとって有意義なもので、様々な価値観や文化、考え方などに触れていくなかで改めて自分の無知さに気づかされ、もっとたくさんの事を知りたいと思うようになりました。また、語学を向上させるには素晴らしい機会にもなりました。

語学学校以外にも、ハイデルベルク大学の日本語学科の学生とも交流があり、お互いに語学を教え合ったり、街を案内してもらったりと素晴らしい経験ができました。

今回の留学は語学力の向上はもちろんですが、「出会い」が印象的で私の成長に繋がった大きな収穫だったのかなと思います。様々な国の人と出会い、いろんな経験ができたことにより、自分の人間性に少し幅を持たすことができたような気がします。また、自分の未熟さを知ったことにより、また新たな好奇心や向上心を得ることができたことは今後の私の人生に大きな影響を与えてくれたと思います。

留学期間中、辛かったことや困ったこと

もちろん言葉が通じないことに対してはストレスを感じることはありました。ですが留学中はたくさんの友達に助けていただいたおかげで、他につらかったことや困ったことはほとんどありませんでした。些細なことで一つあげるのなら、店員さんや駅員さんといったサービス業の方々の雑な対応に慣れるのは少し大変でした。日本が素晴らしすぎるのかもしれませんが、、、

今回の留学で学んだこと

私が今回の留学で学んだことは、正確な英語やドイツ語を話せなくても積極的に外国人と話すべきだということです。
私は英語もドイツ語も満足に話せません。ですので外国人と話すことに積極的だったとは言えません。ですが留学期間中は日常的にそういった機会があるで、その都度自分が言いたい事を必死に伝えようとしました。そうすると外国人も真剣に話を聞いて理解しようとしてくれ、会話が弾みだし楽しさを感じるようになりました。
やはり語学力の上達にはコミュニケーションは重要だと思います。こちらが片言でも伝える努力をすれば相手もそれを感じ理解しようとしてくれます。完璧な会話ができなくてもまずは話してみることの重要性を感じることができました。

今後、今回の留学をどのように活かしていきたいか。

私はサッカー業界への就職を希望していたため、ドイツ滞在中は語学勉強の傍ら積極的に本場ドイツのサッカーの現場に足を運びました。様々なものを見て感じ、さらいにいろんな話を聞き、素晴らしい経験となりました。そして無事にサッカー業界への就職が決まりました。2020年には東京オリンピックが開催されます。私はサッカー業界で働きながらこのスポーツ業界のビックイベントにどう関わっていけるか模索していきたいと考えています。
2020年のオリンピックに関われた際には、今回の留学で学んだ事、得たもの、感じたものを最大限に活かせればと思っています。

Memories

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